MANAS TRADING

tokyo のブログ一覧

より自然に、より自由にデザインを楽しもう!

2019.06.15 / tokyo

LIMITED EDITION (リミテッド・エディション)の新作コレクションが発売されました。

LIMITED EDITIONは「限定品」の名の通り
世界中から集められた最高品質の材料を用い、高い芸術性と技術性を併せ持ち
最高級のカーペットを作り出すブランドとして
マーケットを魅了している、ベルギーのブランドです。

ブランドの創始者であり、デザイナーのKatia Dewitte(カティア デヴィッテ)が今季着目したのは、
自然のもつ色や形、そしてテクスチャーを
天然の素材そのものの特性に立ち返り、再現することでした。

ウール、リネン、シルクを絶妙にブレンドすることで、
やわらかさや光沢など素材それぞれの特性を引き立たたせながら、
これまでにない、上質なテクスチャーを生み出すことができるのです。

 

今回のコレクションの中で特に注目していただきたいのはこちらのデザイン。

Genesis (ジェネシス)

カティアのデザインの源は「旅行」。
こちらのジェネシスはブラジルへ向かう飛行機から見た空模様から
インスピレーションを得たのだとか。
早朝、薄雲が朝日で徐々に赤く染まる情景をパターンに落としました。

日々、雲の様子が刻々と変化するように、
デジタル化されたパターンは
毎回織るごとに柄の出方が変わるように設計されています。
これは自由な発想を愛する、カティアならではの演出。

LIMITED EDITION Instagramより

素材は、少しシャリ感の残るウールとテンセルのシャギー地で織られています。

今季のテーマカラーは先のイメージにあるような
ミスティローズや、ローズウッド系。
くすんだ上品なピンクは、トレンドのナチュラルな無垢の内装材や、
モダンな雰囲気にも合わせやすいカラーです。


Diva Impulse 

 

続いてご紹介するのは、Alfresco (アルフレスコ)。


Alfresco Wave (アルフレスコ)

アルフレスコは、ビーチで波が寄せて返すさまからインスパイアされたデザイン。
グリーン~ブルーにグラデーション掛かったベースは、
よく見るとさまざまな色が撚り混ざった太めの糸で織られていることがわかります。

白く湧き立つ水面も、糸を束にしたロープを織り込んで柄を浮き立たせています。
表情豊かであるだけでなく、ざっくりとした足触りもとてもユニーク。
お部屋の主役になりそうな一枚ですね。

その他にも人気のコレクションから新しいパターンが発表されています。


CONNECTION (コネクション)

カウレザーを使用した既存のFlush(フラッシュ)を、ヘリンボーンに組み直した新作です。

 


Maestro Tempo(マエストロ テンポ)

こちらの人気のマエストロコレクションの新しいシリーズ。
トレンドの70年代のレトロなデザインをフィーチャーしたパターンが登場です。
他のマエストロシリーズ同様、色の組み合わせはオーダーが可能です。

 

洗練されたデザインと素材の品質を極め、バランスの取れたインテリアは、
実用性だけでなく、時として高級なオブジェとしての機能も果たします。

ぜひ特別な空間のアクセントにご活用ください。

令和元年の抱負は…。

2019.05.13 / tokyo

新元号「令和」。
新しい日本のインテリアに、
マナトレーディング東京ショールームが声高に掲げるのは、
「脱・白い壁」 です!!

こちらのデザインは、
フランスのブランドÉLITIS(エリティス)の新作コレクション『SOLEIL LEVANT』より、
「Les Cerisiers Sauvages」 TP289-03です。
タイトルは「野桜(山桜)」を意味しているのですが、

初春の令月にして、
気淑く風和ぎ、
梅は鏡前の粉を被き ―
元号の由来の元となった、
万葉集の「梅花の歌」の情景にぴったりのデザインではないでしょうか。
デジタルプリントが普及した現在、その技術を用いて様々な表現が可能となりました。
特に壁紙の分野においては、
大きな一枚絵のようなデザイン=パノラミックデザインが各ブランドから発表され、
今年2月に行われたパリ・デコオフや、メゾン・エ・オブジェでも、
アート作品のような大胆なパノラミックデザインの壁紙は、
各会場にて多くの参加者の目を楽しませていたようです。

 

日常をよりドラマティックに彩るツールとして、
壁紙は今、とても面白い進化を遂げているようです。

東京ショールームリニューアル!

2019.04.12 / tokyo

3月末より東京ショールームの一部をリニューアル致しました!


今回の改装では、ディスプレイスペースを増設し、
各ブランドの生地や壁紙を、より魅力的にご覧いただける仕掛けをご用意しました。

リニューアルに伴い、
2019年新作コレクションの生地も数多くお披露目しています。

新しいショールームと共に皆さまのお越しをお待ちしております!

 

 

BLACK editionの新作は日本人アーティストとのコラボレーション!

2019.03.10 / tokyo

冬の寒さが和らぎ、東京でもあちらこちらで桃の花を目にする季節になってまいりました。
春の訪れを感じさせるのは、桃の香りと花粉症の気配だけではありません。

 

現在ショールームでは、先月のフランスでのデコオフ、メゾン=エ=オブジェで発表された
各ブランドの2019年春夏コレクションが続々と入荷し、発売準備を進めている真っ只中です。

今回はその中で先頭を切って発売された
イギリスのBLACK edition (ブラック・エディション)の新作をご紹介しましょう。

 

壁面に描かれたのは、うっそうと繁る森林と、その前面に佇む湖。
日差しを受けて囁きあう木々、そしてその影を映してゆらめく水面の永遠を
切り取ったかのような世界が、静謐なモノクロームで表現されています。

 

これらの壁紙や生地に描かれた風景、
実は写真ではなく、全て木版画によるもの。

ブラック・エディションの新作は、
これらのアートワークからインスパイアされたコレクションとなりました。

「MIZUMI」(湖)、「HINOKI」(檜)と日本語のコレクションタイトルが示すとおり
日本人アーティスト、湯浅克俊氏の手による作品です。

左:湯浅氏 右:BLACK edition エミリー・モールド女史
BLACK editoion Instagram より

 

 

湯浅克俊
1978年東京都出身。
武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。
英国ロイヤルカレッジオブアートにて修士課程を修了後、
写真とデジタル技術を融合した木版画による作品を多く発表し、
イギリス、ドイツをはじめ世界各国で個展を開催。
Northern Print Award 受賞をはじめ、多くの国際的な展覧会に出展。

湯浅克俊氏HPより参照

 

今回のコラボレーションを生んだのも、
ブラック・エディションのデザインディレクター:エミリー・モールド女史が
イギリスのあるグループ展で湯浅氏の木版画に出会い、
インスピレーションを得たことから実現したものだとか。


MANAS Instagram より

 

さて、この大変繊細な版画は一体どうやって作成されるのでしょう。

その手法は自身で撮影した風景写真をデジタル処理し、
木版に転写したものを彫刻で再現していくというもの。

デジタルに取り込んだものを、木版というアナログな手法でアウトプットする過程。
つまり摺り出される対象の陰影というリアルだけでなく、
その空気感までもを想像しながら彫り進めるというのは、
繊細で高度なテクニックを要すると同時に、
写真の捉える一瞬を構成する全ての物質を分解し、
一刻々々木板に刻み込むという作業を経ることで、写真では表現できない、
ある種の思想学的なプロセスが生じさせます。

 

今回のコレクションでは、その木版画作品を再びデジタル処理する事によって、
滑らかなシルクやメタリックな糸を使用した織物、プリントベルベットといった
様々なマテリアルによる表現へと進化しているのが実にユニークなところ。

先日行われたデコオフの会場では、
湯浅氏も会場に赴き、インスタレーションを開催していたそうです。


MANAS Instagram より

今回のコラボレーションでは、
決して直線ではない彫刻のラインを、織りのパターンで表現することが難しかったのだとか。

 

思えば、ウィリアム・モリスのデザインも元は、
木版に起したデザインを、ブロックプリントによって大量生産できるようにしたことから、
「アーツ・アンド・クラフト運動」が発展し、
一般市民の生活にも「デザインのある暮らし」が普及したのでした。

 

それから140年を経た現在、木版によるデザインがここまでの表現に進化したと考えると、
感慨深いものがありますね。

 

 

そんなモリス商会創業当時の貴重なブロックプリントによる壁紙や生地を
展示した「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」が、
いよいよ最終会場の横浜のそごう美術館に巡回してまいります。

開催期間は4月20日(土)~6月2日(日)まで。
東京近郊にお住まいの皆さま、
機会がございましたらぜひ、お出かけ下さい。

最新モールディングを活用してみよう!

2019.02.11 / tokyo

今回はモールディングを使ったインテリアをご紹介します。
モールディングとは天井-壁-床の接合部分を隠し、美しく仕上げる為の部材や、
天井や床を直線や曲線の陰影で囲む装飾材の総称を指します。


その起源はギリシャ・ローマ時代の建築に用いられたコリント式、イオニア式といった
装飾的な支柱や、コーニスなど建築部材に施した装飾でした。

Vector hand drawn illustration set of the five architectural orders engraved. Showing the Tuscan, Doric, Ionic, Corinthian and Composite orders.

古代・中世・そして現代へと様々な建築様式を超えて、
現在でも西洋建築で用いられるモールディングの技法は、
シルクロードを通って日本に伝来すると、寺院の破風や木鼻など、
建築構造部材においても機能性と意匠性を併せ持つ部材へと形を変え、用いられていきます。

 

やがて神殿内装部において、壁画を祭壇として見立てた際の空間的な仕切りとして、
漆喰や石で壁面に施した細工が進化、
装飾的なパーツとして用いられるようになったのが、モールディングのルーツなのだそうです。
そこからよりミニマムに進化したのが、絵画を装飾する為の「額縁」なのだとか。


RUBELLI ‘Rousseau 30150-01

現在の日本では廻り縁や巾木など、装飾性の部分は極力削がれ、
補強部材として、機能目的で取り付けられているのが一般的となっています。

日本でもホテルや、明治~昭和期に立てられた洋館建築などで、
とても美しいモールディング装飾を目にすることができますが、
クラシカルで装飾性の高いモールディングという印象が強いためか、
自宅に取り入れる方はまだまだ少ないようです。


一方欧米では、モールディングは空間をワンランク上げる効果的な装飾材として、
一般家庭でもごく普通に用いられています。
海外の映画を観ていると、室内セットの中でいくつもの
素晴らしいモールディング装飾を観ることができますね。

欧米でもはやり、重厚でトラディショナルなインテリアから、
シンプルでモダンなインテリアが主流になりつつありますが、
モールディングも現代のコーディネートに合わせ、
よりスタイリッシュな進化遂げているようです。

 

マナで取扱っているORAC(オラク)は
ベルギーのオーステンデに拠点を置く、ヨーロッパ最大のモールディング会社。
木製に比べて、より軽量で施工し易い、高密度ポリウレタンをはじめとする合成材の
モールディングを初めて発表し・普及させたオラクは、
デザイン性においてもクラシックから、創造性に溢れたユニークなデザインまで
幅広い商品を開発、製造しています。

そんな中から4つの特徴的な製品をご紹介しましょう。
一つ目はこちら、Antonio。
現代を代表するプロダクトデザイナー、Ulf Moritz(ウルフ・モーリッツ)によるデザインで、
2種類のパーツを組合せ、LEDライトを仕込むことで、独創的な照明計画を実現します。

Antonio C373, C374
光源を内蔵することで、モールディングのラインが強調され、
無地の壁紙に合わせるだけでも、よりシャープで洗練された印象になりますね。

 

またカーテンプロファイル(カーテンボックス)として使用できるのも特徴の一つ。
コーニスとして使用することでインテリアに一体感を与えることが出来ます。
クラシックだけでなく、コンテンポラリーな空間にもあわせやすい商品です。


Heritage L C342

 

Inspiring Interiorsコレクションは、イギリスの伝統的な建築物からインスピレーションを受けたデザイン。
エッグ・ダーツやアカンサスモチーフといった定番のクラウンモールディングや、
幾重にもかさなる美しい陰影のパネルなど、繊細な意匠を最新技術で再現しています。

東京ショールーム内ではこちらのように使用しています。

 

最後にご紹介するデコレーション素材は、
これまでのモールディングの概念からすると、とてもユニーク。
アイディアによって無限の使用方法が考えられます。

Trapezium W101 
台形のパーツは、組合せ方によって、まるで3Dアートのようです。

 


Scala G71

画像の赤いプレッツェルのようなパーツも、組合せ次第で従来の壁紙にはない
印象的なデコレーションを可能にします。

いかがでしたでしょうか。
インテリアを創造する重要なマテリアルとして、
モールディングも新たな一つとして加えてみて下さいね!


Cubi W102, W103

“Color Your Life! “ 人生に彩りを!

2019.01.10 / tokyo

あけましておめでとうございます。
今年も新作商品やディスプレイ、イベント情報など
東京・名古屋・大阪のショールームより、それぞれの視点からご紹介してまいります。

さて、新年最初のブログは東京ショールームより、
今年のトレンドカラーについてご紹介します!

世界標準の色見本を設定している色彩のプロフェッショナル企業、
PANTONE社が毎年発表する「Color of the Year」。
トレンド分析や色彩心理学などの綿密なリサーチに基づき、
毎年12月にその翌年のトレンドカラーを発表しています。

そのPANTONE社が昨年発表した今年2019年春夏のトレンドカラーは、「Living Coral」。
ゴールドを基調にしたコーラルピンクです。

「人生を肯定するコーラルの色合いは、柔らかいエッジとともに活気を与える」
さんご礁が海洋生物にとっての栄養源であり、シェルターでもあるように、
活気とまろやかさもあるPANTONE 16-1546 Living Coralは、
暖かさと滋養で私たちを包み込み、
この常に変化する環境の中で快適さと回復力をもたらします。
引用:PANTON JP

ベースにゴールドが含まれているのが、イキイキとした生命力を感じさせるようで、
とても良い色ですよね。

「カラーは、私たちの人生経験の味わい方を向上させ、影響を与える」
と言うように、
色彩心理学は今や、生活の様々な場面において一般的な学問になりました。
私たちの生活において、毎日着る服、食べ物、景色、情報、ホスピタリティ・・・
視覚は色によって支配され、そこから人間は無意識ながら感情をコントロールされています。
それは毎日 目にする家やオフィスのインテリアについても同様ですね。

毎日見る色が、あなたにとってポジティブな色であれば、
少なからずあなたの心を前向きにさせてくれるはずです。
今年のカラーはまさにそんなエネルギーのある、フレッシュな色のひとつとなりました。
インテリアは勿論、ファッションや食器など、
生活の一部にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
そんなLiving Coral に近いカラーをショールームでも探してみました。

こちらの写真にあるのは、まずは前回のブログでもご紹介した、
Nina Campbell (ニナ・キャンベル)の生地がほとんどです。

実はこのコーラルピンク色は、ニナが好きな色のひとつ。
これまでのコレクションにも多く用いられてきました。

上部に写っている無地は、360色展開のROMOの生地「Linara」コレクションから。
360色という膨大な色数は、他に類を見ない色展開です。

 

ちなみにPANTONEについては、一般的な色見本帳で約1900色掲載しています。
その中から、毎年どうやって「Trend of the Year」 の1色を選んでいるのでしょうか…

そんなトレンドカラーを取り入れた2019年春夏コレクションは、
3月を目途に順次発売の予定。
カラーやモチーフなど、毎季ブランドごとにユニークなアプローチで
デザインにトレンドを取り込んでくるのも、新作商品の見どころです。

来週1月中旬よりパリで開催されるインテリアの祭典、
メゾン・エ・オブジェとデコオフの模様もまた、
弊社Instagramにて配信予定ですので、ぜひそちらもご覧くださいね!

 

その他にも、エネルギーをもらえそうな、カラフルな色彩の生地や壁紙を選んでみました。


Harlequin (ハーレクイン):Floreale 120524

Harlequin(ハーレクイン):Arccos 111969

 

Sanderson(サンダーソン):PAPAVERAコレクション

 

 

 

 


JIM THOMPSON(ジム・トンプソン):Garden Party JT013688001

 

ÉLITIS (エリティス):Allegorie RM256-01

 

ÉLITIS (エリティス):Trinidad RM803-35

 

 

 

皆さまにとって、カラフルで充実した一年になりますよう!

今年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

参照:PANTON JP

 

Ninaと巡る!17世紀フランス ~ インドツアー

2018.12.11 / tokyo

最近一段と寒くなりましたね。
歩道に敷き詰められた落ち葉もいつの間にか少なくなり、
いよいよ冬の足音が近くまで聞こえてきました。

 

さて、東京ショールームの今年最後のエントランスディスプレイを飾るのは、
昨年イギリスで最も有名なインテリア雑誌『HOMES & GARDENS』にて
ファブリックアワードに輝いた記憶も新しい、Nina Campbell(ニナ・キャンベル)より、
最新コレクションとして発表された、『LES INDIENNES』をフィーチャーしました。

 

美しい生地たちはいつでも、私たちをその物語の中へいざなってくれます。
旅が大好きなニナが今回選んだ旅先は、17世紀のフランス ―

ヨーロッパ各国が競うようにして植民地を広げていたこの時代、
フランスにも新たな植民地として手に入れた東インドから、
様々な物資や人が流れ込んでいました。
市場に並べられる南国の色とりどりの花々や果実、美しい模様が染め抜かれたインド更紗…
これまで見たことのない異国の鮮やかな生地や繊細な装飾品に、女性たちは魅了されます。

2018年秋冬コレクション『LES INDIENNES』をはじめとする
ニナ・キャンベルの4つのコレクションは、そんな物語の中で展開していきます。

まずは向かって左側の生地をご紹介します。
赤い小花柄がオリエンタルなインド更紗のデザインを彷彿とさせる「Baville」
ニナの大好きなブラッシュピンクとロイヤルブルーの可憐な花々に、
踊るように伸びる蔦が絡まります。

その隣はハンドプリントの葉脈に、ブルーの刺繍糸で織りあげられるフレームの上から
手刺繍のドットを施した、とても手の込んだ生地「Bonnelles」 を使用しました。

クッションで使用した生地は同じく新作コレクションの『POQUELIN 』『RIVOLI』から。
『POQUELIN 』は、17世紀の劇作家Jean – Baptiste Poquelin (ジャン・バティスト・ポクラン)の
名前に因んでつけられた、ラグジュアリー感のある生地コレクション。
日本では、「モリエール」の名前の方がピンとくる方も多いのでは。
鋭い風刺と性格描写を得意とした、フランス古典喜劇作家の代表的な一人です。


Nina Campbell ブランドイメージショットより

インディゴ、ロイヤルグリーン、赤やブラウン ―
コロコロと表情の変わる喜劇役者のように、
リズミカルで配色豊かなチェックやドットのコレクションです。

 

続いては向かって右手側の生地をご紹介しましょう。
手前に掛けられている、ブルーとイエローの花々が咲き乱れる刺繍生地は、「Nemours」
花弁や葉に用いられているトープやブロンズのメタリックカラーが、上品な雰囲気を演出します。

ニナがインドの旅で見つけた、装飾ミラーがはめ込まれた扉からインスピレーションを得た
タイル柄の壁紙「Fortoiseau」はフェミニンなシノワズリテイストにピッタリです。

その小鳥たちが見上げる先には、
豪奢な花々のトレイル柄が美しいトリム「Trianon Floral」をたっぷりとボーダーに使用した
「Bonnelles」を合わせています。

 

今年ロンドンで開催されたDESIGN WEEK のプレゼンテーションでも
常に感嘆が沸き起こっていたという、こちらの「TRIANON TRIMMINGS」コレクション。

先の「Trianon Floral」の他にも、金糸をふんだんに使ったブレードやトリムの数々は、
美しい刺繍や宝石が縫い付けられた、インドの花嫁衣裳を彷彿とさせます。
時代を経てもなお、女性心をくすぐる普遍的なデザインとは、こういうものなのでしょうね。
可憐で豪奢な「TRIANON TRIMMINGS」は今季のコレクションでも必見のひとつです。

ニナらしい温かみのある色使いで、オリエンタルなモチーフをエレガントに仕上げた今回の作品もまた、
彼女の旅の思い出やお気に入りがたくさん詰まった宝箱のようなコレクションに仕上がりました。

ニナについてはコチラのブログで詳しくご紹介していますので、
興味を持たれた方は是非ご一読ください。

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
さて、今年も東京ショールームから様々な生地を紹介してまいりました。
皆さまの気に入られた生地はありましたでしょうか。

2018年秋冬コレクションは今回ご紹介したニナ・キャンベルやROMO(ロモ)以外にも
ご紹介しきれないほどたくさんのすばらしい作品が次々と発売されています。

東京ショールームからは2018年の締めくくりに、
「Sanderson(サンダーソン)」の新作を弊社Instagramにて配信する予定です。

名古屋・大阪のブログでも既にお披露目されているように、
東京でもこの季節にピッタリの温かみのあるディスプレイに仕上がりました。
こちらもどうぞお楽しみに!

ROMO2018年秋冬コレクション『GARDENIA』

2018.11.10 / tokyo

イベント開催のため、下記日程にて東京ショールームを臨時休業させていただきます。

2018年11月19日(月) 終日
2018年11月20日(火) 終日

大変ご迷惑をおかけ致しますが、
何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。

 


さて今回ご紹介するのは、昨日発売されたばかりの
ROMO(ロモ)の2018年秋冬コレクションより、『GARDENIA』です。

 

今回のコレクションは瑞々しいボタニカルアートがテーマ。
そのデザインの源は、20世紀半ばに英国で活躍したボタニカルアーティスト、
Alfred Wise(アルフレッド・ワイズ)の緻密で繊細なスケッチから着想を得ています。

特筆すべきはアルフレッドの美しいスケッチを、
ふたつの異なる手法で再現している点にあります。
こちらのふんわりと花びらを広げたヤブツバキを大胆にあしらった生地の名は「Japonica」
穏やかな光が差し込む冬の午後 ―
その光に溶け込みそうなほど淡く、繊細な水彩画のタッチを
ナチュラルリネンの柔らかな生地にプリントで再現しています。


一方こちらは同じヤブツバキのデザインを刺繍で表現した「Japonica Embroidery」
花や葉、枝の一本一本まで複数の色を使って立体的に織りあげられ、
まるで本物の植物かと思わせるような、複雑な色合いによって再現された刺繍の生地には、
プリントとは異なる、ドラマティックな儚さをもって見事に表現されています。


こちらのクッションの上ふたつの生地「Wisteria」Wisteria Embroidery」も同様、
プリントと刺繍の生地にて表現されています。

植物研究に写真が使用される以前、
植物の特徴を科学的に記録する手段として用いられたボタニカルアート界において、
植物を忠実に捉えながらも常にユニークな視点と解釈をもって
その地位を築いたアルフレッド。
彼の情熱を、プリントと刺繍二つの手段で再現することは
ロモからアルフレッドへの、オマージュの一つのカタチともいえるでしょう。
見本帳を広げた途端、
その香りまで匂い立つような美しい花々のコレクション『GARDENIA』を、
ぜひお近くのショールームにてお楽しみください。

 

現在マナトレーディングでは、
2018年秋冬コレクションが続々と発売されております。

東京ショールームでは、11月中旬以降徐々に新しいディスプレイもご用意して
皆さまのお越しをお待ちしております。

! SATELLITE 『OMBRÉ (オンブレ)』 Dēbut !(後編)

2018.10.10 / tokyo

今回はマナトレーディングの新コレクション『SATELLITE(サテライト)』 シリーズ
『OMBRÉ(オンブレ)』のディスプレイをご紹介いたします。

それではエントランスから!

ディスプレイのコーディネートテーマは『Blue Wavelets』
先日の名古屋ブログでもご紹介しました、『OMBRÉ』4つのイメージテーマのひとつです。
あえてアクセントカラーを取り入れず同系の色のグラデーションでアイテムを構成することで、
より洗練された印象を与えます。

タッセルでゆったりまとめたシアー地の「アエロ」は、
一見単色にみえるのですが、実はブルー・シルバー・ブラックの3つの糸にて織られた生地。
画像では細部までご覧いただけないのが残念なのですが、
光の加減によって、絶妙な色合いをみせてくれます。
合わせるタッセルは同じく 『OMBRÉ』より発売された「グレース」
白とシルバーをセレクト。
小ぶりなタッセル2本を編んでアレンジしています。

ちなみに今回のお花はモンステラをメインに。
シアー地「コヒロ」とお揃いのコーディネートにしてみました。

※品番はこちら⇒-OMBRÉ- エントランスディスプレイ

ショールームのセンターには、『Bitter & Sweet Elegance』をテーマに
シアブルーとピンクの生地を中心にセレクト。
MANAS-TEXでもおなじみの「ベガ」「キリー」の新色に合わせるのは、
ロマンティックな水彩調のフローラルプリント「マイア」
オーガニックで穏やかな印象の「コモレ」
そして、ヴィンテージ調ダマスクの裾柄が印象的な「グレコ」です。
共に控えめでありながらも、お部屋の印象を確実に変えてくれる存在感があります。

※品番はこちら⇒-OMBRÉ- センターディスプレイ

ショールームの一部には『OMBRÉ』の特設ブースを設けています。
奥に見えるのは「ロドス」「ユニゾン」
いずれもブルー・アクア・ピンク・ベージュ(グレー)の
4色展開のグラデーションデザインのシアーです。
差し込む日差しや、映りこむ景色に淡く滲むグラデーションカラーが魅力的なシリーズ。
本来は窓に掛けてこそ美しさが際立つシアーですが、
そこは窓面が少ない東京ショールーム・・・
シアーの見せ方にもひと工夫が必要です。

お客さまからのご要望の多いレースカーテンには、
フロントシアーにも活躍しそうな、総柄のオーガンジーをご用意しました。
華やかでありながらも、甘すぎないのがポイント。
ゴールドとシルバーの中間色=ギルバーの少しくすんだような上品な輝きは、
トレンドのニュートラルカラーとの組合せや、シャビーな雰囲気にもぴったり寄り添います。

※品番はこちら⇒-OMBRÉ- シアーディスプレイ

※品番はこちら⇒-OMBRÉ- Pure Morrisディスプレイ

 

さて9月の発売から東京・名古屋・大阪各ショールームブログからご紹介しております
『OMBRÉ』コレクション特集いかがでしたでしょうか。
今回のコレクションからPURE MORRISシリーズの人気生地も掲載しており
『OMBRÉ』コレクションの世界観ともぴったりのPURE MORRIS共々、
さらにマナの生地を身近に感じていただけると幸いです。

10月に入り、2018年秋冬コレクションも各ブランドからぞくぞくと情報が集まってまいりました。
Instagramでは発売になったコレクションを、いち早く写真と共に配信しております。
登録されている方はぜひマナのInstagramものぞいてみて下さいね!

 

⇒ ! SATELLITE 『OMBRÉ (オンブレ)』 Dēbut !(前編)

! SATELLITE 『OMBRÉ (オンブレ)』 Dēbut !(前編)

2018.09.11 / tokyo

この度、マナトレーディングのオリジナルコレクション、
『SATELLITE(サテライト)』が発刊されました。

『SATELLITE』の名の通り、
インテリアという宇宙に存在する惑星 MANAS のまわりを周遊する衛星のように、
ワン・コレクションごとに、空間にプラスしたいトレンドアイテムを打ち上げます。

日々変化するトレンドをいち早く取り入れ、機能性を備えたファブリックを厳選。
新たな空間創りへアプローチし続けていくインテリアファブリック・ラインの誕生です。

今回は9月5、6日、代官山のギャラリーで開催された発売イベントの模様をお伝えします。

前日までの台風の影響が心配されましたが、当日は無事爽やかな天気のもと
朝から多くの方が足をお運びくださいました。

『SATELLITE』の第一弾コレクション 『OMBRÉ (オンブレ)』

透明な日差しが差しこむ朝、街をオレンジ色に染める黄昏時、
そしてやさしい金色の光が降り注ぐ夜。

「陰影」を意味する 『OMBRÉ』は、
そんな刻々と変化する光に溶け込むような、
ナチュラルなグラデーションカラーを中心にセレクト。
外界と室内との境界線である窓を柔らかく演出します。


ギャラリーの吹き抜けには、今回のコレクションのハイライトである「オンディーヌ」を。
揺らめく水のようなブルーとシルバーのグラデーションが美しい一枚です。


トレンドのリゾートモチーフは、グレイッシュカラーでラグジュアリーな雰囲気に。
柔らかなリラックス・ムードが漂う都会の癒し空間を演出します。

『OMBRÉ』コレクションの根底にあるのは、
Nature et Luxe. ― ナチュラルに、そしてラグジュアリーに ー  という考え方。

柔らかなコットンやリネンライクの軽やかな生地感と、光を受けて輝く上質な生地。
それぞれ異なる質感のファブリックを組み合わせることで、
都会の喧騒にありながらも、うつろいゆく時間や季節を感じられる
贅沢な空間を生み出すことができます。

今回のコレクションでは、
Blue Wavelets
Artisan’s Texture
Bitter & Sweet Elegance
Urban Glam
というテーマを設けて、それぞれ暮らしにあったパターンをご案内しています。
こちらについては、大阪・名古屋のブログにて改めてご紹介いたしますね。

今回二日間のイベントにはたくさんの皆様にご来場いただき、誠に有難うございました。

さて、イベントにお越し頂けなかったお客様へは、
現在、東京・大阪・名古屋の各ショールームにて特設展示を開催しております。
ぜひお近くのショールームへもお立ち寄りくださいませ。


次回は東京ショールームのディスプレイをご紹介いたします!

⇒ ! SATELLITE 『OMBRÉ (オンブレ)』 Dēbut !(後編)