MANAS TRADING

「ディスプレイ」カテゴリーのブログ一覧

もうすぐ春

2019.02.24 / osaka

ショールームにディスプレイしているNina Campbell(ニナ・キャンベル)のカーテン。
生命力あふれるペイズリー柄のデザインを見ていると、
春の訪れが待ち遠しくなってきます。

詳しい品番はこちら→【ニナ・キャンベル2018AWディスプレイ】よりご覧ください。

カーテンと壁紙の柄は、コレクションを代表するデザイン「LES INDIENNES」を使用しました。
「アンディエンヌ」とは、東インドから渡来した綿布「インド綿布」のこと。
17-18世紀のフランスでは、当時植民地だったインドから持ち込まれたエキゾチックなペイズリー柄などの
綿布が流行したそうで、今回のコレクションはそこからインスピレーションを受けて作られています。

ペイズリー柄はよく見ると、宮殿のモールディングのようなデザインで表現されています。

メインの柄の周りは白く色が抜いてあり、背景から浮かび上がるように描かれています。

ショールームでは、ムードボードも併せて展示しております。

赤とティールブルーの配色もいいですが、黒とエメラルドグリーンの配色も、
コントラストが効いていて素敵です。

  

他にはアクア、トープと黄土色の配色も。
パステルトーンのくすんだ色は、インテリアの中に馴染みやすく主張しすぎないので、
すぐにでも真似できそうな色合わせです。

皆さんはどの色に惹かれましたか?

これから3月から5月にかけて、海外ブランドの新作も続々と入荷してきます。
新しい色とデザインを見つけに、ぜひショールームにお立ち寄りください。

最新モールディングを活用してみよう!

2019.02.11 / tokyo

今回はモールディングを使ったインテリアをご紹介します。
モールディングとは天井-壁-床の接合部分を隠し、美しく仕上げる為の部材や、
天井や床を直線や曲線の陰影で囲む装飾材の総称を指します。


その起源はギリシャ・ローマ時代の建築に用いられたコリント式、イオニア式といった
装飾的な支柱や、コーニスなど建築部材に施した装飾でした。

Vector hand drawn illustration set of the five architectural orders engraved. Showing the Tuscan, Doric, Ionic, Corinthian and Composite orders.

古代・中世・そして現代へと様々な建築様式を超えて、
現在でも西洋建築で用いられるモールディングの技法は、
シルクロードを通って日本に伝来すると、寺院の破風や木鼻など、
建築構造部材においても機能性と意匠性を併せ持つ部材へと形を変え、用いられていきます。

 

やがて神殿内装部において、壁画を祭壇として見立てた際の空間的な仕切りとして、
漆喰や石で壁面に施した細工が進化、
装飾的なパーツとして用いられるようになったのが、モールディングのルーツなのだそうです。
そこからよりミニマムに進化したのが、絵画を装飾する為の「額縁」なのだとか。


RUBELLI ‘Rousseau 30150-01

現在の日本では廻り縁や巾木など、装飾性の部分は極力削がれ、
補強部材として、機能目的で取り付けられているのが一般的となっています。

日本でもホテルや、明治~昭和期に立てられた洋館建築などで、
とても美しいモールディング装飾を目にすることができますが、
クラシカルで装飾性の高いモールディングという印象が強いためか、
自宅に取り入れる方はまだまだ少ないようです。


一方欧米では、モールディングは空間をワンランク上げる効果的な装飾材として、
一般家庭でもごく普通に用いられています。
海外の映画を観ていると、室内セットの中でいくつもの
素晴らしいモールディング装飾を観ることができますね。

欧米でもはやり、重厚でトラディショナルなインテリアから、
シンプルでモダンなインテリアが主流になりつつありますが、
モールディングも現代のコーディネートに合わせ、
よりスタイリッシュな進化遂げているようです。

 

マナで取扱っているORAC(オラク)は
ベルギーのオーステンデに拠点を置く、ヨーロッパ最大のモールディング会社。
木製に比べて、より軽量で施工し易い、高密度ポリウレタンをはじめとする合成材の
モールディングを初めて発表し・普及させたオラクは、
デザイン性においてもクラシックから、創造性に溢れたユニークなデザインまで
幅広い商品を開発、製造しています。

そんな中から4つの特徴的な製品をご紹介しましょう。
一つ目はこちら、Antonio。
現代を代表するプロダクトデザイナー、Ulf Moritz(ウルフ・モーリッツ)によるデザインで、
2種類のパーツを組合せ、LEDライトを仕込むことで、独創的な照明計画を実現します。

Antonio C373, C374
光源を内蔵することで、モールディングのラインが強調され、
無地の壁紙に合わせるだけでも、よりシャープで洗練された印象になりますね。

 

またカーテンプロファイル(カーテンボックス)として使用できるのも特徴の一つ。
コーニスとして使用することでインテリアに一体感を与えることが出来ます。
クラシックだけでなく、コンテンポラリーな空間にもあわせやすい商品です。


Heritage L C342

 

Inspiring Interiorsコレクションは、イギリスの伝統的な建築物からインスピレーションを受けたデザイン。
エッグ・ダーツやアカンサスモチーフといった定番のクラウンモールディングや、
幾重にもかさなる美しい陰影のパネルなど、繊細な意匠を最新技術で再現しています。

東京ショールーム内ではこちらのように使用しています。

 

最後にご紹介するデコレーション素材は、
これまでのモールディングの概念からすると、とてもユニーク。
アイディアによって無限の使用方法が考えられます。

Trapezium W101 
台形のパーツは、組合せ方によって、まるで3Dアートのようです。

 


Scala G71

画像の赤いプレッツェルのようなパーツも、組合せ次第で従来の壁紙にはない
印象的なデコレーションを可能にします。

いかがでしたでしょうか。
インテリアを創造する重要なマテリアルとして、
モールディングも新たな一つとして加えてみて下さいね!


Cubi W102, W103

ホワイトクリスマス

2018.12.20 / osaka

2018年も残すところあと少しになりました。
今年も様々な生地や壁紙をご紹介してまいりましたが、
ラストを飾るのは期間限定のクリスマスディスプレイです。


テーマは「ホワイトクリスマス」。
Pure Morrisの『Pure Honeysuckle & Tulip Embroidery』のカーテンをメインに、
白と淡いブルーでコーディネートいたしました。
後ろに合わせた壁紙は、雪の結晶をイメージしてセレクト。
松ぼっくりやリースなどの装飾も、白やシルバーで作っていただきました。

Pure Morrisは今年第2弾が発売になり、さらにラインアップが充実しました。
特にこちらのカーテン生地は人気が高く、
マットな地に、光沢のあるレーヨンの糸で華やかに刺繍が施されています。
一番のポイントであるチューリップには、ベルベットが使われ
アップリケのように立体的になっております。

近くで見ても素敵なデザインなので、
クッションにしていただくのもおすすめです。

背景に合わせた壁紙は、Nina Campbellの新作コレクション
LES INDIENNES』より選びました。

円形模様の中に描かれた星形の花が可愛らしいデザインですので、
お子様部屋にいかがでしょうか。

今後ショールームの正面ウィンドウでは、季節を感じるディスプレイをご紹介していきます。
ご自宅のしつらえのご参考に、ぜひショールームに来られた時にはチェックしてみてください。

今年もマナトレーディングのショールームへお越しいただいた皆さま、誠に有難うございました。
来年もより多くのお客さまとお会いできるのを、心より楽しみにしております。
よいお年をお迎えくださいませ。

ショールーム年末年始休暇
2018年12月29日(土)~2019年1月6日(日)

Ninaと巡る!17世紀フランス ~ インドツアー

2018.12.11 / tokyo

最近一段と寒くなりましたね。
歩道に敷き詰められた落ち葉もいつの間にか少なくなり、
いよいよ冬の足音が近くまで聞こえてきました。

 

さて、東京ショールームの今年最後のエントランスディスプレイを飾るのは、
昨年イギリスで最も有名なインテリア雑誌『HOMES & GARDENS』にて
ファブリックアワードに輝いた記憶も新しい、Nina Campbell(ニナ・キャンベル)より、
最新コレクションとして発表された、『LES INDIENNES』をフィーチャーしました。

 

美しい生地たちはいつでも、私たちをその物語の中へいざなってくれます。
旅が大好きなニナが今回選んだ旅先は、17世紀のフランス ―

ヨーロッパ各国が競うようにして植民地を広げていたこの時代、
フランスにも新たな植民地として手に入れた東インドから、
様々な物資や人が流れ込んでいました。
市場に並べられる南国の色とりどりの花々や果実、美しい模様が染め抜かれたインド更紗…
これまで見たことのない異国の鮮やかな生地や繊細な装飾品に、女性たちは魅了されます。

2018年秋冬コレクション『LES INDIENNES』をはじめとする
ニナ・キャンベルの4つのコレクションは、そんな物語の中で展開していきます。

まずは向かって左側の生地をご紹介します。
赤い小花柄がオリエンタルなインド更紗のデザインを彷彿とさせる「Baville」
ニナの大好きなブラッシュピンクとロイヤルブルーの可憐な花々に、
踊るように伸びる蔦が絡まります。

その隣はハンドプリントの葉脈に、ブルーの刺繍糸で織りあげられるフレームの上から
手刺繍のドットを施した、とても手の込んだ生地「Bonnelles」 を使用しました。

クッションで使用した生地は同じく新作コレクションの『POQUELIN 』『RIVOLI』から。
『POQUELIN 』は、17世紀の劇作家Jean – Baptiste Poquelin (ジャン・バティスト・ポクラン)の
名前に因んでつけられた、ラグジュアリー感のある生地コレクション。
日本では、「モリエール」の名前の方がピンとくる方も多いのでは。
鋭い風刺と性格描写を得意とした、フランス古典喜劇作家の代表的な一人です。


Nina Campbell ブランドイメージショットより

インディゴ、ロイヤルグリーン、赤やブラウン ―
コロコロと表情の変わる喜劇役者のように、
リズミカルで配色豊かなチェックやドットのコレクションです。

 

続いては向かって右手側の生地をご紹介しましょう。
手前に掛けられている、ブルーとイエローの花々が咲き乱れる刺繍生地は、「Nemours」
花弁や葉に用いられているトープやブロンズのメタリックカラーが、上品な雰囲気を演出します。

ニナがインドの旅で見つけた、装飾ミラーがはめ込まれた扉からインスピレーションを得た
タイル柄の壁紙「Fortoiseau」はフェミニンなシノワズリテイストにピッタリです。

その小鳥たちが見上げる先には、
豪奢な花々のトレイル柄が美しいトリム「Trianon Floral」をたっぷりとボーダーに使用した
「Bonnelles」を合わせています。

 

今年ロンドンで開催されたDESIGN WEEK のプレゼンテーションでも
常に感嘆が沸き起こっていたという、こちらの「TRIANON TRIMMINGS」コレクション。

先の「Trianon Floral」の他にも、金糸をふんだんに使ったブレードやトリムの数々は、
美しい刺繍や宝石が縫い付けられた、インドの花嫁衣裳を彷彿とさせます。
時代を経てもなお、女性心をくすぐる普遍的なデザインとは、こういうものなのでしょうね。
可憐で豪奢な「TRIANON TRIMMINGS」は今季のコレクションでも必見のひとつです。

ニナらしい温かみのある色使いで、オリエンタルなモチーフをエレガントに仕上げた今回の作品もまた、
彼女の旅の思い出やお気に入りがたくさん詰まった宝箱のようなコレクションに仕上がりました。

ニナについてはコチラのブログで詳しくご紹介していますので、
興味を持たれた方は是非ご一読ください。

 

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さて、今年も東京ショールームから様々な生地を紹介してまいりました。
皆さまの気に入られた生地はありましたでしょうか。

2018年秋冬コレクションは今回ご紹介したニナ・キャンベルやROMO(ロモ)以外にも
ご紹介しきれないほどたくさんのすばらしい作品が次々と発売されています。

東京ショールームからは2018年の締めくくりに、
「Sanderson(サンダーソン)」の新作を弊社Instagramにて配信する予定です。

名古屋・大阪のブログでも既にお披露目されているように、
東京でもこの季節にピッタリの温かみのあるディスプレイに仕上がりました。
こちらもどうぞお楽しみに!

冬の装い

2018.11.20 / osaka

サンダーソン2018AWディスプレイSanderson(サンダーソン)より、新作コレクション
ELYSIAN』が発売になりました。

早速ショールームでもディスプレイしております。

〈詳細はこちら【サンダーソン2018AWディスプレイ】よりご覧ください。〉
トナカイの壁紙に、ウール素材のチェックと寒そうな森の木々をプリントしたカーテンで、
一気に冬の装いに様変わり。

クッションには、サテライトOMBRÉの生地から「クシー」「パロス」「キュイル」をセレクトしました。
レザー風のトリム「ディスコ」を付けて、 少しマニッシュに。

カーテンは山をゴブレットにし、クルミボタンで留め
ほっこりとした可愛らしいスタイルに。

 

チェックの生地は、ソファの張地としてもお使いいただけます。

トナカイの生地で作ったクッションとベストマッチ。

この他にも、サンダーソンらしい温かみのあるデザインが揃っています。

カーテンの生地は、風景画家のオリジナル画から生まれたデザイン。
抽象絵画のような色使いと印象絵画のような筆使いで、雄大な美しい風景をお部屋の中で楽しめます。


松ぼっくりとドングリが実る不思議な木の枝にとまるフクロウが愛らしいプリントや、
エレガントな花柄のデザインも。


古くから伝わるサンダーソンの代表的なダリアとローズヒップのデザインを、
今回はヴィンテージクラシック風に、ベルベットプリントで再現されました。

ショールームでは、サンダーソン以外にも、この秋に発売した海外ブランド品を使った
新しいディスプレイをご覧いただけます。
Instagram(インスタグラム)でも更新していきますので、ぜひチェックしてくださいね。

 

 

2018秋の装いは

2018.10.31 / nagoya

明日からもう11月。すっかりいつもの秋の陽気に様変わりしましたね。

先日名古屋ショールームでは、いくつかのコーナーの模様替えを行いました。
モリスコーナーは秋らしい椅子生地に変身。

そして壁紙コーナーでは、10月に発売になったばかりのMatthew Williamson(マシュー・ウィリアムソン)Nina Campbell(ニナ・キャンベル)の壁紙に張替えました。

5枚の壁紙パネルはマシューの新作「DEYA」コレクションより左から
Valldemossa W7260-01
Adornado W7261-01
Talavera W7263-03
Coralino W7262-05
Cactus Garden W7268-01

DEYAとはマヨルカ島の丘に位置する村の名前。一年のうちの数ヶ月をここで滞在するデザイナーならではのインスピレーションから生まれた色使いと世界観が広がるコレクションです。同じデザインの生地などもご用意がありますのでぜひチェックしてみてくださいね。

DEYAのイメージ写真から。

そしてパネルの奥にはニナ・キャンベルの『LES INDIENNES』コレクションから「FortoiseauNCW4356-02
旅先のインドで見つけた鏡の扉からのインスピレーションだそうです。

 

また久しぶりにブルー系が際立つ今秋の名古屋ショールームディスプレイ。
いつもと違った雰囲気を感じていただけたらと思います。


 

最後に来春に閉館してしまうお向かいの中日ビルからの1枚です。
8月のブログに続く第二弾は、ブルーにちなんで玄関ロビーの天井モザイク画を。

このモザイクから浮かんだ壁紙がこちら。ELITIS(エリティス)の「Luna」VP 847 01


モザイク柄のコレクション「PARADE」です。
(※F★★★★、防火認定を取得していないため、パネル使いやアートとしてご使用ください。)

! SATELLITE 『OMBRÉ (オンブレ)』 Dēbut !(後編)

2018.10.10 / tokyo

今回はマナトレーディングの新コレクション『SATELLITE(サテライト)』 シリーズ
『OMBRÉ(オンブレ)』のディスプレイをご紹介いたします。

それではエントランスから!

ディスプレイのコーディネートテーマは『Blue Wavelets』
先日の名古屋ブログでもご紹介しました、『OMBRÉ』4つのイメージテーマのひとつです。
あえてアクセントカラーを取り入れず同系の色のグラデーションでアイテムを構成することで、
より洗練された印象を与えます。

タッセルでゆったりまとめたシアー地の「アエロ」は、
一見単色にみえるのですが、実はブルー・シルバー・ブラックの3つの糸にて織られた生地。
画像では細部までご覧いただけないのが残念なのですが、
光の加減によって、絶妙な色合いをみせてくれます。
合わせるタッセルは同じく 『OMBRÉ』より発売された「グレース」
白とシルバーをセレクト。
小ぶりなタッセル2本を編んでアレンジしています。

ちなみに今回のお花はモンステラをメインに。
シアー地「コヒロ」とお揃いのコーディネートにしてみました。

※品番はこちら⇒-OMBRÉ- エントランスディスプレイ

ショールームのセンターには、『Bitter & Sweet Elegance』をテーマに
シアブルーとピンクの生地を中心にセレクト。
MANAS-TEXでもおなじみの「ベガ」「キリー」の新色に合わせるのは、
ロマンティックな水彩調のフローラルプリント「マイア」
オーガニックで穏やかな印象の「コモレ」
そして、ヴィンテージ調ダマスクの裾柄が印象的な「グレコ」です。
共に控えめでありながらも、お部屋の印象を確実に変えてくれる存在感があります。

※品番はこちら⇒-OMBRÉ- センターディスプレイ

ショールームの一部には『OMBRÉ』の特設ブースを設けています。
奥に見えるのは「ロドス」「ユニゾン」
いずれもブルー・アクア・ピンク・ベージュ(グレー)の
4色展開のグラデーションデザインのシアーです。
差し込む日差しや、映りこむ景色に淡く滲むグラデーションカラーが魅力的なシリーズ。
本来は窓に掛けてこそ美しさが際立つシアーですが、
そこは窓面が少ない東京ショールーム・・・
シアーの見せ方にもひと工夫が必要です。

お客さまからのご要望の多いレースカーテンには、
フロントシアーにも活躍しそうな、総柄のオーガンジーをご用意しました。
華やかでありながらも、甘すぎないのがポイント。
ゴールドとシルバーの中間色=ギルバーの少しくすんだような上品な輝きは、
トレンドのニュートラルカラーとの組合せや、シャビーな雰囲気にもぴったり寄り添います。

※品番はこちら⇒-OMBRÉ- シアーディスプレイ

※品番はこちら⇒-OMBRÉ- Pure Morrisディスプレイ

 

さて9月の発売から東京・名古屋・大阪各ショールームブログからご紹介しております
『OMBRÉ』コレクション特集いかがでしたでしょうか。
今回のコレクションからPURE MORRISシリーズの人気生地も掲載しており
『OMBRÉ』コレクションの世界観ともぴったりのPURE MORRIS共々、
さらにマナの生地を身近に感じていただけると幸いです。

10月に入り、2018年秋冬コレクションも各ブランドからぞくぞくと情報が集まってまいりました。
Instagramでは発売になったコレクションを、いち早く写真と共に配信しております。
登録されている方はぜひマナのInstagramものぞいてみて下さいね!

 

⇒ ! SATELLITE 『OMBRÉ (オンブレ)』 Dēbut !(前編)

4つのテーマ

2018.09.28 / nagoya

2018年9月、あらたに発表されたMANASの新コレクション『SATELLITE(サテライト)』。
国内在庫品として定番のMANAS-TEX(マナテックス)がありますが、サテライトは旬の新しいエッセンスとなる+αのアイテムが揃っています。(詳しくは東京ブログ(2018/9/11付)をご覧くださいね。)

その第一弾のコレクションタイトルは「OMBRÉ(オンブレ)」。
今回はコーディネーションの4つのイメージテーマとそのスタイリングをご紹介したいと思います。

No.001『Blue Wavelets』

青のさざなみ
アクセントカラーをあえて入れず、同系色でまとめた美しいグラデーションを活かしたコンビネーション。質感や素材感の違いを際立たせ、研ぎ澄まされた洗練とリラックス感が混在するリュクスなスタイル。


スタイリング写真中央左側にある縦シワ加工された生地は「オンディーヌ」。
カーテンにすると、程よく光りを透すグラデーション模様のデザインです。
アエロ」のシアーと組み合わせたのがこのコーディネート写真です。

No.002『Artisan’s Texture』

職人の手触り
ダマスクなどの古典柄に、手仕事や天然素材といった経年変化のある素材を組み合わせたスタイル。端正なデザインとラスティックでソリッドな素材が出会うことで、グレード感のあるナチュラルを実現。


スタイリング写真中央右側の麻のような風合いの生地は「グレコ」。
生地を広げるとクラッシックでは定番のダマスク模様が、生地の裾から上部に向かってヴィンテージ調に徐々にかすれていくところがポイントとなっています。ざっくりとした素材とも相性の良いアイテムです。

No.003『Bitter & Sweet Elegance』

苦さと甘さ
双方を持ち合わせた大人のためのロマンティック・エレガンス。
グレイッシュ+モーヴの色合いの中にフェミニンでソフトなものとマスキュランでハードなものを加えた絶妙のバランス感が、空間に軽やかな華やぎをプラス。


甘さは、フロントレースで主役にしたくなるような花柄刺繍のシアー「フィオレロ」と落ち感のある柔らかなピーチスキン「クシー」との組み合わせ。
苦さのエッセンスは、小物にあえてレザー調の「キュイル」(フランス語で革の意)にマニッシュなコード「ディスコ」で縁取りしたクッションを。大人な色味でコーディネートするのがおすすめです。

No.004『Urban Glam』

都会の魅力
大胆なデザインやトレンドのトロピカル・モチーフをモノトーンに近いダークカラーでおさえ、ラグジュリアスな光沢のある質感のものをアクセントに添えたグラマラスなアーバンスタイル。エネルギッシュさを内に秘めたクールな艶のあるコーディネーション。


壁色もダークな色味でまとめたインテリア。床にはタイル、キャンドルホルダーのガラスにはメタリカルなフレームが。
こんなシチュエーションに合わせるカーテンはランダムプリーツの「サウンズ」とトロピカル柄がモチーフの「コヒロ」。どちらもダークな色味でコーディネートしています。どこか非日常の空気が流れるクールな都会のオアシス空間に。

これらの4つのテーマを表現するスタイリング写真には、それぞれのテーマに合ったアイテムや素材、色など特徴的なエレメント(要素)もコーディネートされています。(例えばガラス、木片、タイル、真鍮、石、陶器、アクセサリーなど…)
もしあなたの好みのテーマがあったのなら、インテリアづくりの時はこれらのエレメントもご参考くださいね。

※今回ご紹介したテーマ毎のスタイリング写真の詳細は、こちらのページ内途中にある「OMBRÉ」ボタンをクリック、開いた画面の「COORDINATION」の項目からご確認いただけます。

NEWディスプレイ@大阪

2018.09.22 / osaka

先日のブログでもご紹介しました通り、
新しい国内在庫の新シリーズ『サテライト』の第一弾コレクション“OMBRÈ(オンブレ)”が発売となりました。

それにともないショールームのディスプレイも様変わりしております。


ドレープ(右):カラブラン105
レース(左):シルヴィア2200
壁紙:OSBORNE&LITTLE(オズボーンアンドリトル) W7192-10
照明:PORTA ROMANA(ポルタロマーナ) VFL06 Oliver Floor Lamp Versailles Gold

イカット(絣)調のストライプで、メタリックな質感とナチュラルな質感がミックスされた「カラブラン」(ゴビ砂漠に吹く風)。
まさに今回のテーマ“オンブレ”を象徴する、生地の陰影が特徴的な生地です。
一見重厚感がありますが、軽く織られているので、お使いいただきやすく、
早くも人気アイテムに仲間入りしそうです。
合わせた「シルヴィア」は、繊細なオーガンジーのシアー地に、
クラシカルな唐草を総刺繍したエレガントな生地です。
刺繍糸の色は、ゴールドとシルバーを合わせたような中間色、ギルバー色を採用。
ほどよい温かみと品の良いリュクス感があり、一押しのカラーです。

 


ドレープ(右):オンディーヌ01
レース(左):アエロ01
壁紙:HARLEQUIN(ハーレクイン) Azurea 111709
照明:PORTA ROMANA(ポルタロマーナ) VLB58 Static Lamp New Bronze

アクアブルーとシルバーグレーのグラデーションが美しいドレープ「オンディーヌ」(水の精)。
リネンの光沢とクラッシュ加工により、水面のさざめきのように表現されています。
大きなイチョウの葉をデザインしたハーレクインの壁紙など、
ボタニカルデザインとの相性もばっちりです。
透明感のあるミックス調のモダンなカラーシアー「アエロ」(はや風の精)は防炎品で、幅広いシーンでお使いいただけます。

 


ドレープ(右):サウンズ120
レース(左):コヒロ7
壁紙:KHROMA(クロマ) GEMA VEN701
照明:PORTA ROMANA(ポルタロマーナ) SFL12 Cross Braced Floor Lamp Bronze

トレンドモチーフのトロピカルリーフをモノクロで表現し、
コンテンポラリーでマニッシュな雰囲気に仕上げた「コヒロ」(ハワイに吹く心地よい風)。
大胆なクラッシュ加工が大人っぽい「サウンズ」を合わせ、全体をグレーでまとめました。
リゾート感のあるデザインも、色を抑えることでシックで都会的な印象でお楽しみいただけます。

ご紹介した生地以外にも、質感やカラーにこだわった生地が揃っております。

また今回発表会でもご好評いただきましたのが、見本帳の構成です。

開いていただくと、左から大柄デザイン、無地調のドレープ&シアー、トリム
というように3つに分けて綴じてあります。
そしてそれぞれ取り外しが可能ですので、
カーテンに合わせてクッションやフリンジを選ぶときに大変便利な作りとなっております。

ぜひショールームにてご覧ください。

アイスランドの記憶を巡る旅 PURE MORRIS ―NORTH & KINDRED コレクション―

2018.08.12 / tokyo

1871年、夏。
ウィリアム・モリスが夢にまで見たアイスランド。
この地に降り立った彼の目の前にまず飛び込んできたのは、
コバルトブルーの空と、風に揺れる黄色のポピー。
そして、遠くに見える雪をいただく山々でした。

 

 

前回の『PURE MORRRIS (ピュアモリス)』シリーズ発表からおよそ2年、
7月に発表された待望の『NORTH』と『KINDRED』コレクションは、今から約150年前の夏
モリスがロンドンの喧騒を逃れて向かったアイスランドの旅から
インスピレーションを得たものとなりました。

 

薄曇りの空から差し込む柔らかい光が、
アイスランドの短い夏を彩る草原の花々や雪に覆われた山並みに降り注ぎ、儚い陰影を落とす…
まるで白昼夢のような美しい風景は、上質なコットンやリネンの生地に
繊細な刺繍や織りで描きだされます。

綿密に構成されたそれらの陰影は立体的な造形を生み出します。

光沢のある刺繍糸で紡ぎだされる果実や枝葉は、まるで朝露に濡れて光り輝くよう。
生地に縫いこまれたベルベットの花々は氷河の氷のような透明感のある光を宿します。

 

今回東京ショールームではこれら新作を使用した3つの異なるディスプレイを作成しました。

 


エントランスでは、ドラマチックなフレスコ画を彷彿とさせる壁紙
「Pure Bachelors Button 」がお出迎えします。
インテリアにも取り入れやすい淡い発色のフェイドシーピンクをテーマカラーに
明るく華やいだ印象のコーディネートに仕立ててみました。
メインのドレープには「Pure Marigold Trail Embroidery」を。

淡いグレーとピンクはトレンドのニュートラルカラーを取入れたおすすめの組合わせです。
※使用した品番はこちらをご参照下さい。⇒PURE MORRIS NORTH エントランスディスプレイ

 

 


ショールームのセンターにあるのは、『NORTH』コレクションのハイライト・デザインである
「Pure Honeysuckle & Tulip Embroidery」をメインに、
アイスブルーを基調としたコーディネート。
生地いっぱいに広がるハニーサックルの繊細な刺繍に、
ベルベットで表現されたチューリップの花弁が優雅に咲き乱れるさまは、
うっとりと見入ってしまう美しさです。
※使用した品番はこちらをご参照下さい。⇒PURE MORRIS NORTH センターコーナーディスプレイ

 

 


ショールームのモリスコーナーに設置されているのは、
モリスで最も有名なデザインのひとつ、「Acanthus」を織りで表した「Pure Acanthus Weave」
透かし彫りのような立体的な陰影と、ところどころかすれたような跡を表現した
繊細な表現が見事な作品です。
合わせる壁紙は同じくモリスを代表するデザインのひとつである
「Pure Thistle」のゴールドを採用。
モリス商会初期の新ゴシック様式を採用したデザインは、
ドレープとあいまってどこか荘厳な雰囲気を演出します。
アクセントカラーには、このアイスランドの旅を象徴するポピーイエローを。
※使用した品番はこちらをご参照下さい。⇒PURE MORRIS NORTH モリスコーナーディスプレイ

 


PURE MORRISのデザインはいつか見た美しい光景、
いつまでも記憶の片隅で眠っている憧憬を呼び覚ますような、
どこか懐かしく優しい気持ちにさせてくれます。

「美しい生活」とは何か。
知らぬうちに心の中に描かれていた原風景を見つけること、
その中にヒントが隠れているのかもしれません。

 

 

―  これまで想像したこともなかった場所に、
なじみのある花々が咲いているのを見て、私は不思議な感情におそわれた。
そして(その頃までに,とても明るくさわやかな日になっていた)
その辺りには私には描きつくせない真の美しさがあった。 ―
July 11, 1871 Iceland Diary by William Morris