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BLACK editionの新作は日本人アーティストとのコラボレーション!

2019.03.10 / tokyo

冬の寒さが和らぎ、東京でもあちらこちらで桃の花を目にする季節になってまいりました。
春の訪れを感じさせるのは、桃の香りと花粉症の気配だけではありません。

 

現在ショールームでは、先月のフランスでのデコオフ、メゾン=エ=オブジェで発表された
各ブランドの2019年春夏コレクションが続々と入荷し、発売準備を進めている真っ只中です。

今回はその中で先頭を切って発売された
イギリスのBLACK edition (ブラック・エディション)の新作をご紹介しましょう。

 

壁面に描かれたのは、うっそうと繁る森林と、その前面に佇む湖。
日差しを受けて囁きあう木々、そしてその影を映してゆらめく水面の永遠を
切り取ったかのような世界が、静謐なモノクロームで表現されています。

 

これらの壁紙や生地に描かれた風景、
実は写真ではなく、全て木版画によるもの。

ブラック・エディションの新作は、
これらのアートワークからインスパイアされたコレクションとなりました。

「MIZUMI」(湖)、「HINOKI」(檜)と日本語のコレクションタイトルが示すとおり
日本人アーティスト、湯浅克俊氏の手による作品です。

左:湯浅氏 右:BLACK edition エミリー・モールド女史
BLACK editoion Instagram より

 

 

湯浅克俊
1978年東京都出身。
武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。
英国ロイヤルカレッジオブアートにて修士課程を修了後、
写真とデジタル技術を融合した木版画による作品を多く発表し、
イギリス、ドイツをはじめ世界各国で個展を開催。
Northern Print Award 受賞をはじめ、多くの国際的な展覧会に出展。

湯浅克俊氏HPより参照

 

今回のコラボレーションを生んだのも、
ブラック・エディションのデザインディレクター:エミリー・モールド女史が
イギリスのあるグループ展で湯浅氏の木版画に出会い、
インスピレーションを得たことから実現したものだとか。


MANAS Instagram より

 

さて、この大変繊細な版画は一体どうやって作成されるのでしょう。

その手法は自身で撮影した風景写真をデジタル処理し、
木版に転写したものを彫刻で再現していくというもの。

デジタルに取り込んだものを、木版というアナログな手法でアウトプットする過程。
つまり摺り出される対象の陰影というリアルだけでなく、
その空気感までもを想像しながら彫り進めるというのは、
繊細で高度なテクニックを要すると同時に、
写真の捉える一瞬を構成する全ての物質を分解し、
一刻々々木板に刻み込むという作業を経ることで、写真では表現できない、
ある種の思想学的なプロセスが生じさせます。

 

今回のコレクションでは、その木版画作品を再びデジタル処理する事によって、
滑らかなシルクやメタリックな糸を使用した織物、プリントベルベットといった
様々なマテリアルによる表現へと進化しているのが実にユニークなところ。

先日行われたデコオフの会場では、
湯浅氏も会場に赴き、インスタレーションを開催していたそうです。


MANAS Instagram より

今回のコラボレーションでは、
決して直線ではない彫刻のラインを、織りのパターンで表現することが難しかったのだとか。

 

思えば、ウィリアム・モリスのデザインも元は、
木版に起したデザインを、ブロックプリントによって大量生産できるようにしたことから、
「アーツ・アンド・クラフト運動」が発展し、
一般市民の生活にも「デザインのある暮らし」が普及したのでした。

 

それから140年を経た現在、木版によるデザインがここまでの表現に進化したと考えると、
感慨深いものがありますね。

 

 

そんなモリス商会創業当時の貴重なブロックプリントによる壁紙や生地を
展示した「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」が、
いよいよ最終会場の横浜のそごう美術館に巡回してまいります。

開催期間は4月20日(土)~6月2日(日)まで。
東京近郊にお住まいの皆さま、
機会がございましたらぜひ、お出かけ下さい。

2019もモリスからお届けします

2019.01.30 / nagoya

2019年になりひと月が経ちましたが、新年からモリスの話題で盛り沢山です。

まずは全国巡回中のウイリアム・モリスと英国の壁紙展

ちょうど今、ここ名古屋に来ています。1月2日~2月17日まで栄にある松坂屋美術館で開催中です。
会場では150年以上も前の当時、こんなに洒落た壁紙が作られていたのか!と感嘆と羨望の連続です。


これは初期の頃に残された壁紙の記録帳の写真(ショールームにある見本帳表紙裏を撮影)。こういった資料が大切に残されているからこそ現在でもモリスが普遍的に存在しているのでしょうね。

先日ショールームでは、今までモリスのことを全く知らなかったというお客様が「偶然美術館へ入ったらとても良かったから、もう一度行ってじっくり見てきます!」と、美術館の帰りに立ち寄られこんな言葉をかけてくださる嬉しい出来事もありました。
まだの方はよかったらチェックしてみてくださいね。名古屋の次は横浜に会場は移ります。


MANASでは実際に会場に貼られている壁紙にも触れていただけます。ぜひこの機会にショールームにも足を運んでモリスを深めてみませんか。(この展覧会については以前東京ブログでリポートしていますのでこちらもどうぞ)

そして2019年の新しいモリスの話題といえば『#花とモリス』です!

(↑写真はスマホの画面より)
もうご覧になられましたか?

MANASのHPのなかにもあるウェブサイトMORRISWORLD.jp。この中に新しいコンテンツ『#花とモリス』が加わり、『花』という新たな視点でモリスを見つめていきます。

このコンテンツの中にはさまざまなお楽しみがいっぱいに詰め込まれているんです。
コラム(※)やモリスカレンダーと連動したプレゼント企画、そして2月1日からはInstagram投稿キャンペーンも始まるなどまずは内容を隅々までチェックくださいね。『#花とモリス』についての詳細はこちらのニュースをご覧ください。

既にモリスカレンダーをご購入された方は、カレンダーの中にあるイチゴをくわえた小鳥のイラストマークをどうかお見逃しなく!!(カレンダーは若干数ですがまだ在庫があります。ご希望の方はお早めにお問合せください。)

このコンテンツから、今後どんな展開が待ち受けているのか年間を通してどうぞお楽しみに。

2019年はますます「モリス」から目が離せなくなりますよ!

※冒頭の写真は東京にある「花屋 ウヴル 」と「PURE MORRIS」のコラボレーションのひとコマです。この撮影の様子などウヴルの店主田口さんへのインタビューがコラムに公開されています。
また今回の「ウイリアム・モリスと英国の壁紙展」の図録を監修されたマイケル・パリー氏も「MORRISWORLD.jp」のコラム第一回目に登場しています。「COLUMN NO.01 Michael Parry」

モリスとお雛様

2018.12.10 / nagoya

【2018/12/19追記】
お雛さまの展示は終了いたしましたが、このイベントのために人形職人さんが特別にモリスの生地を纏うお雛さまを作ってくださいました。インスタグラムでは沢山の写真でご紹介しています。よろしければ併せてご覧くださいませ。

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12月12日から始まった「ウィリアム・モリスと飾るお雛さま」も15日まで。

おかげさまで、これまでに沢山のお客様がお雛様に会いに足を運んでくださっております。
この場をお借りして御礼申し上げます。
また、初日だけの予定だった大西人形さんのお話もご好評のため、最終日15日の午後もお話し頂けることになりました。
もしお近くにお出掛けの機会がありましたら、ショールームにもお立ち寄りくださいませ。

最終日の15日のみ17:00で終了となります。

このお雛様イベントを通して、大西人形さんが日本の古典文様とモリスのデザインには共通点があるのではないかと。
お話を伺うとなるほど納得。想像を巡らせるたびにこの繋がりに浪漫が広がります。
キーワードは「立涌」(タテワキ・タテワク)。

今回展示をしている衣装着雛人形(京雛)のお着物の柄をみるとそれがみてとれます。
お人形屋さん目線で見るモリスのデザイン、大西さんの興味深いお話しもお楽しみくださいね。
お待ちしております。

目白押し

2018.11.30 / nagoya

2018年も残すところあとひと月。日々が駆け抜けるような季節柄ですが、このタイミングにぜひお知らせしたい情報が目白押しな12月~1月。そこでこの場をお借りしてこちらのブログでもご案内したいと思います。

その1)2019 モリスカレンダーは各ショールームで絶賛販売中です!
今回のモリスカレンダーには毎日が待ち遠しくなるような、モリスファンの心をくすぐるお楽しみ企画も盛り込まれています。詳細はInstagramのほうでチェックくださいね。


その2
manas information(通称マナ通信)Vol .56 各ショールームにて配布中です!

2018年の秋には新しいオリジナルコレクション、SATELLITE」(サテライト)が発表されました。
今年で35年目を迎えたMANAS。新しい一歩への挑戦と情熱がつまったサテライト特集号です。
ファブリックの「今」も感じていただける一冊。ぜひお手に取っていただけたらと思います。
※遠方などでご来場いただけない方もこちらのページでご覧いただけますよ。

その3「ウィリアム・モリスと飾るお雛様」開催(2018年12月12日~15日@名古屋)

前回のブログでご案内いたしました名古屋ショールームイベントです。この期間だけ特別にお雛様を展示いたします。お近くにお出掛けの際はどうぞお気軽にお立ち寄りください。お待ちしております。

その4)2019年1月2日から「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」が名古屋で始まります!

2018年夏、群馬を皮切りに全国で巡回しているモリスの企画展が遂に名古屋の松坂屋美術館で始まります。
会期は1月2日(水)~2月17日(日)まで。詳細は今後HPのニュースのほうで更新予定です。
ぜひこの機会をお見逃しないよう、今から1月、2月のご予定をご確認くださいね。
群馬や大阪で行われた壁紙展の様子はこちらのブログでもご紹介しております。(東京ブログ大阪ブログ

その5年末年始は12月29日~1月6日まで休館となります。そして1月からは営業時間が変わります
1月からはAM10:00~PM 6:00(営業時間は全ショールーム共通です※但し、福岡の一部に例外がございます)
ご周知の程、どうぞ宜しくお願いいたします。

↑ブランド案内が新しくなりました

ウィリアム・モリスと飾るお雛さま

2018.11.16 / nagoya

まだ秋なのにお雛さま??

そうなんです。
寒い季節ではありますが、名古屋ショールームでは12月に4日間限定でひと足早い春を呼び込もうと思います。

昔は毎年欠かさず飾られていたお雛さま。
でも最近は和室のないお家も増え、どうやって飾ろうかとずっと飾れずにいるお宅もあるのではないでしょうか。

そこで、名古屋にある老舗人形店、大西人形さんが厳選されたお雛さまを特別におかりして、ウィリアム・モリスの生地と絡めた3つのしつらえで展示紹介いたします。海外の生地や壁紙が日本の文化工芸品とどのように空間に溶け込んでいくのか。とても気になるところかと思います。
今回装飾にご協力いただくのは、以前「生活の中のアートな装飾」でもセミナーをしていただいたアトリエ・イリヤ・スロー主宰の都木(たかぎ)早苗さんです。日本文化にも精通した都木さんのフィルターから生まれる空間もどうぞお楽しみに。

展示の期間は12月12日(水)~15日(土)の4日間限定です。(時間は10:00~18:00)

この展示に合わせて選ばれたお雛さまは、十二単を纏う坐雛(すわりびな)、木目込みの雛人形、モリスの生地を纏う立ち雛の3組。この展示期間中はそれらの雛人形の他に、可愛らしい小物を限定でご販売いたします。

そしてこの企画は、ちょうど1年程前に人形職人さんがショールームを訪れた折、モリスでお雛さまを作ってみたい…と密かに抱いてくださった夢が実現するかたちとなりました。

来年3月の節句にむけて、なにか参考にできそうな飾るヒントをみつけていただけましたら幸いです。
師走で賑わしい時期の栄ですが、一瞬の合間、愛くるしい表情豊かなお雛さまを愛でにいらっしゃいませんか。

お雛さまの見学だけでもご来場は自由です。ひとりでも多くの方に日本文化の美しさに触れていただけたらと思います。どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。

イベントについてはこちらのニュースInstagramでもご案内しています。

【お知らせ】
初日12日(水)の午後は、大西人形さんもショールームにいらっしゃいますので、ひな祭りの歴史等貴重なお話などお聞きいただけます。ぜひこの機会にお雛さまの世界を深めてみませんか。

(資)大西人形本店
【略歴】
業明治15年、東海地区最老舗の節句人形専門店。
徳川美術館で開催される「尾張徳川家の雛まつり」展では、ロビーに「現代の七段飾り」を提供。
京都の職人のものを中心に、伝統的な節句飾りを多く扱う。
◇節句文化啓蒙グループ「Sechie」主催。
Sechieは展示会や節句セミナー、ひな祭りコンサートなどを通して節句文化の魅力発信を行なうグループ。
「職人が作る伝統的なものほど、和洋を問わず上質に飾れる」ということをテーマに、
お茶室やインテリアメーカーなどで展示会を行っている。

モリスに会いにショールームへ!

2018.10.06 / osaka

10月10日より阪急うめだ本店9階の阪急うめだギャラリー会場で開催される
『ウィリアム・モリスと英国の壁紙展』。

7月〜8月にかけて群馬県立近代美術館で開催され、好評を博した展覧会が、
大阪にも巡ってきました。

こちらの展覧会にともない、
大阪ショールームの壁紙コーナーも全面モリスに貼り替えました。

写真の壁紙以外にも、初期のデザインから最新作まで、
モリスの壁紙を12種類ご覧いただけます。

期間中は、スタッフがモリスの人物やデザインにまつわるお話をさせていただく
「モリストーク」も開催いたします。

展覧会と合わせて、ショールームにもお越しいただき
ぜひモリスの魅力をたくさん感じていただければと思います。

お越しいただいた方には
モリスの壁紙で作ったオリジナルの栞のプレゼントもご用意しております。

(※数に限りがございますので、無くなり次第終了とさせていただきます。)

皆さまのご来場お待ちしております。

■ウィリアム・モリス壁紙特別展示
日時:2018年10月10日(水)~22日(月)
月~金 午前10時~午後6時30分 土・日 午前10時~午後6時
会場:マナトレーディング大阪ショールーム
モリストーク:期間中は毎日午前10時30分開始(所要時間15分程度)
*事前申し込み不要。参加費無料。

! SATELLITE 『OMBRÉ (オンブレ)』 Dēbut !(前編)

2018.09.11 / tokyo

この度、マナトレーディングのオリジナルコレクション、
『SATELLITE(サテライト)』が発刊されました。

『SATELLITE』の名の通り、
インテリアという宇宙に存在する惑星 MANAS のまわりを周遊する衛星のように、
ワン・コレクションごとに、空間にプラスしたいトレンドアイテムを打ち上げます。

日々変化するトレンドをいち早く取り入れ、機能性を備えたファブリックを厳選。
新たな空間創りへアプローチし続けていくインテリアファブリック・ラインの誕生です。

今回は9月5、6日、代官山のギャラリーで開催された発売イベントの模様をお伝えします。

前日までの台風の影響が心配されましたが、当日は無事爽やかな天気のもと
朝から多くの方が足をお運びくださいました。

『SATELLITE』の第一弾コレクション 『OMBRÉ (オンブレ)』

透明な日差しが差しこむ朝、街をオレンジ色に染める黄昏時、
そしてやさしい金色の光が降り注ぐ夜。

「陰影」を意味する 『OMBRÉ』は、
そんな刻々と変化する光に溶け込むような、
ナチュラルなグラデーションカラーを中心にセレクト。
外界と室内との境界線である窓を柔らかく演出します。


ギャラリーの吹き抜けには、今回のコレクションのハイライトである「オンディーヌ」を。
揺らめく水のようなブルーとシルバーのグラデーションが美しい一枚です。


トレンドのリゾートモチーフは、グレイッシュカラーでラグジュアリーな雰囲気に。
柔らかなリラックス・ムードが漂う都会の癒し空間を演出します。

『OMBRÉ』コレクションの根底にあるのは、
Nature et Luxe. ― ナチュラルに、そしてラグジュアリーに ー  という考え方。

柔らかなコットンやリネンライクの軽やかな生地感と、光を受けて輝く上質な生地。
それぞれ異なる質感のファブリックを組み合わせることで、
都会の喧騒にありながらも、うつろいゆく時間や季節を感じられる
贅沢な空間を生み出すことができます。

今回のコレクションでは、
Blue Wavelets
Artisan’s Texture
Bitter & Sweet Elegance
Urban Glam
というテーマを設けて、それぞれ暮らしにあったパターンをご案内しています。
こちらについては、大阪・名古屋のブログにて改めてご紹介いたしますね。

今回二日間のイベントにはたくさんの皆様にご来場いただき、誠に有難うございました。

さて、イベントにお越し頂けなかったお客様へは、
現在、東京・大阪・名古屋の各ショールームにて特設展示を開催しております。
ぜひお近くのショールームへもお立ち寄りくださいませ。


次回は東京ショールームのディスプレイをご紹介いたします!

⇒ ! SATELLITE 『OMBRÉ (オンブレ)』 Dēbut !(後編)

この夏はモリス展へ!

2018.07.21 / tokyo

7月7日より群馬県立近代美術館で開催中の展覧会に行ってきました。

この展覧会は、現在MORRIS & Co.(モリス)社が所属する
ウォーカーグリーン・バンク社傘下のSanderson(サンダーソン)
19世紀頃から所蔵する壁紙や、壁紙を刷りだすための版木など
貴重なサンダーソンアーカイブよりおよそ130点を紹介するものです。

会場となる群馬県立近代美術館は高崎市にある「群馬の森公園」の中にある緑に囲まれた美術館。
建物の前ではエミール=アントワーヌ・ブールデルの作品「巨きな(おおきな)馬」が
お出迎えしてくれます。

エントランスロビーを抜けるとモリス展の会場はすぐ目の前に。
今回の展覧会のポスターに用いられているピンパーネルの壁紙装飾が目印です。

展覧会の序盤では「ウィリアム・モリス以前」と題し19世紀半ば、
まだ壁紙が上流階級の室内装飾として用いられていた時代の壁紙を紹介しています。
産業革命による印刷技術の向上によって、
一般庶民の家庭にも普及しはじめたのは1850年から1860年代。

時を同じくして開国した日本の文化やデザインは1862年のロンドン万国博覧会にて
一気にヨーロッパの人々の関心を集め、
のちにジャポニズム運動なるムーブメントを引き起こすほどにまで発展しました。

それは壁紙のデザインにも色濃く影響を与えていたようです。
展覧会では日本の「金唐革紙」
(和紙に金箔を貼り版木によって立体感のある模様をつけた壁紙)をキーワードに
当時の壁紙産業に与えた影響を窺い知ることが出来ます。

 

2章の「ウィリアム・モリスとモリス商会」ではウィリアム・モリスをはじめ
モリス商会が発表した壁紙を年代を追ってみることができます。
特筆すべきはモリス商会が販売していた当時のブロックプリントのかすれや、
インクのふくらみなど、現在のモリスの壁紙にそのままリアルに表現されていること!
手工業の味わいやぬくもりを何よりも大切にしたモリスの意思が、
現在のデザインにも大切に受け継がれていることに、ひとつの感動をおぼえます。

またこれまでもモリスのデザインに親しんでいらっしゃる方は、
ぜひデザインの背景にも注目してみてください。
ヴィクトリア女王のお城を手がけたときのデザインや
モリスが最愛の妻ジェインのために作成したデザインなど…
優雅な曲線美の中に新たな物語を見つけられるかもしれません。

その他にもモリスの壁紙や生地を使用した撮影ブースも複数設置しています。
中にはこの夏発売の『PURE MORRIS (ピュアモリス)』コレクションを
いち早くお披露目しているブースも。
こちらは会場に行ってからのお楽しみということで…!

 
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ウィリアム・モリスと英国の壁紙展 ―美しい生活を求めて

会期:2018年7月7日(土)~8月26日(日)
休館日:月曜日(7/16、8/13を除く)
観覧料:一般820円、大学・高校生410円、中学生以下無料 (団体割引有り)
場所:群馬県立近代美術館
〒370-1293
群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内

会期中は講演会やワークショップなどのイベントも開催される予定です。
アクセス・その他詳細は美術館のホームページをご覧下さい。
http://mmag.pref.gunma.jp/exhibition/index.htm

 

美術館の周りには素敵な広場や公園もありました。
木陰を楽しみながら園内を散策するのもオススメです。
ぜひ、この夏はモリス展へ!

ピュアモリスでランプシェード

2018.07.09 / osaka

先日、ショールームスタッフによるワークショップを開催しました。
今回皆様にお作りいただいたのは、ランプシェード。
人気の高い『PURE MORRIS』コレクションより生地を2種類ご用意しました。

 
〈Pure Poppy Embroidery〉        〈Pure Willow Bough Embroidery〉

作品に使用した生地の紹介です。
「Pure Poppy Embroidery」は、1881年にウィリアム・モリスにより
壁紙としてデザインされました。
ポピーの柄がサテン・ステッチでナチュラルなリネンの生地に刺繍で描かれています。

続いて「Pure Willow Bough Embroidery」は、その名の通り「柳の枝」。
1887年に壁紙としてデザインされ、今日でも最も愛されるデザインのひとつです。
葉の部分はマットな糸で、枝の部分は光沢のある糸でステッチが施された生地です。

ご参加された皆さまは、初めてのランプシェード作りに最初は少し緊張した様子でしたが
完成に近づくにつれ、嬉しそうな表情がとても印象的でした。

ナチュラルさと上品さを兼ね備えた『PURE MORRIS』の生地には
不思議な存在感があります。
ランプを灯すと刺繍が浮かび上がり、より一層素敵な雰囲気を漂わせます。
穏やかで温かな明かりに、気持ちが安らぎますね。

ショールームでは、今回作製したランプシェードを展示しております。
また今月末には、新しいモリスのディスプレイも予定しています。
ぜひこの機会にお立ち寄りください。

 

壁紙の探し方 【Pick up MANAS ! by naogya】

2018.06.29 / nagoya

「輸入クロスってどんなもの?」
「興味はあるけど、特に今は予定はないし…でも見てみたい!」
「ずっと海外の壁紙に憧れていたけれど、どんな風に探したらいいの?」

そんなお客様からのお声にお応えする機会を設けてみようと、参加型ショートセミナー【Pick up MANAS!by nagoya】の第二弾は『輸入壁紙』をピックアップいたします。

テーマは壁紙をみつけましょう!

MANASのショールームでは、ヨーロッパを中心に様々なブランドの壁紙もお取り扱いしています。
クラッシックなものからモダンなものまで幅広いジャンルを取り揃えているため、ショールームにある見本帳の量に驚かれる方も多くいらっしゃいます。
そこでセミナーでは簡単な探し方やポイントについてご紹介していきます。
終了後はお時間がゆるせば、実際に手を触れながらご自由にショールームでご覧いただけたらと思います。

セミナーへのご参加は事前にお電話にてご予約ください。
ぜひこの機会にお気に入りの壁紙をみつけてみませんか。
皆様のご参加をお待ちしております。

開催日 :7月21日(土) 10時30分~(約30分程度)
場所 : マナトレーディング 名古屋ショールーム
参加費 : 無料
持ち物 : なし

TEL 052-238-6852
◆ご予約のお電話の際は、「Pick up セミナー」の申し込みとお伝えください。
締切は7月14日(土)まで。

instagramでも「Pick up MANAS!by nagoya」関連のお写真を更新しています。ぜひこちらもチェックくださいね★

※【Pick up MANAS!by nagoya】の由来は2018年4月のアーカイブブログに記しています。