MANAS TRADING

「ファブリック」カテゴリーのブログ一覧

New!!『BLACK edition』ディスプレイ

2021.09.17 / tokyo

9月になり、過ごしやすい陽気の日も増えてきて、朝晩の空気にも季節の移ろいを感じます。お洋服選びにも、少しずつ暖かく深みのある秋色を取り入れたくなりますよね。

東京ショールームのエントランスディスプレイも夏から秋へと装いを新たにして、皆様をお迎えしております。

今回は、イギリス『ROMO』グループのインブランドのひとつ、ラグジュアリーで魅惑的、上品かつコンテンポラリーなデザインのファブリックと壁紙が魅力の『BLACK edition』の新作をご紹介しています。

 

 

メインとなるコレクションの『ZAFARO』は、スペイン語で「サファイア」のこと。様々なテクニックをミックスして作り出された、バラエティ豊かなアイテムが揃います。何度もテクニカルな実験を繰り返し時間をかけて生み出されたデザインは、まさに宝石のような輝きを放ちます。

落ち着いたトーンの中に散りばめられた、大人っぽいくすみピンクとメタリックカラーがグラマラス。ドット・円形のデザインが繰り返し、コーディネートに心地よいリズム感を与えています。

例えば都心のラグジュアリーホテル、ほの暗い照明の中にこんなコーナーがあったなら、たちまち喧噪を忘れて、非日常の世界へと引き込まれてしまいそう。

それでは、それぞれのアイテムをご紹介していきましょう。

画像右側のファブリックは、フランス語で「月」を意味する『Lune
ワーププリントという技法で、先にタテ糸にプリントを施し、さらにジャカード織りでぼかしを表現しています。このぼかしの効果によって、雲間から月が見え隠れしているような幻想的な雰囲気が醸し出されていますね。

裏地にはサテンの光沢が美しい『メイサ』を無双仕立てに、装飾タッセルは『カデンツァ』を合わせモダンかつラグジュアリーに。

そして画像左側のファブリックは、スワヒリ語で「影」を意味する『Kivuli
屈折した光のように不規則に交差したラインが、刺繍を模したジャカード織りで表現されています。この立体的でメタリックなラインがひと際シャープな光と影を生み出しています。

こちらのヒダ山は「グリフプリーツ」という鳥の爪のようにシャープなスタイル。右隣のカーテンのヒダ山が通常サイズなので、違いがお分かりいただけるかと思います。装飾レールを使ってモダンでスッキリしたイメージにしたいときや、高さのある窓におすすめのスタイルです。

続いて、テクスチャーや手触りにこだわった高級感溢れる『NUALA』コレクションより、コレクション名でもありベルベットのドット柄が印象的な『Nuala』は、手作業でスプレーを吹き付けて着色する「スプレーダイ」という技法により、円形部分のベルベットにムラ感が生み出され、豊かな表情を与えています。

上部はハトメスタイルとし、ドットのデザインともリンクしてこちらもモダンな印象に。

また、色違いをこちらの『PORTA ROMANA』のフロアスタンドのシェードに。(参考商品)生地からほのかに漏れる光と壁に映し出される陰影が、ドラマチックな空間を演出してくれますね。

そして椅子張地は、ベルベットの上に繊細なラインで箔プリントされた円が複雑に重なり合う『Otoko』。組み合わせたクッションは、複雑な織り技術と最先端の印刷技術をレイヤーのように重ね合わせて作り出された『Tiano』 です。共にメタリックカラーのフェイクレザーでパイピングを施しました。

背景の壁紙は『ZAFARO』コレクションに収録の『Otoko
椅子の張地と同柄なのですが、ムラ感のあるベースに幾重にも円のデザインが重なり合い、より幻想的な雰囲気を醸し出しています。

さらに彩り豊かなクッションで華やかさをプラス。
ご希望に合わせてオーダーメイドもお楽しみいただけますが、ブラック・エディションは既成クッションのラインナップもございます。(イギリス本国に在庫が確認できれば、ご発注から約2週間で入荷)

クッションのような小物使いでも、印象的なアクセントになりますね。

心地良いソファ、クッション、暖かみのある光のランプ…
お気に入りのファブリックに囲まれたコージーなコーナー作りを、この秋楽しんでみてはいかがでしょうか。

New!!『RUBELLI』ディスプレイ

2021.08.12 / tokyo

立秋を過ぎ、暦の上では秋を迎えましたが、まだまだ残暑が続きそうですね。
今年も旅の楽しみはおあずけ、TVでオリンピック観戦をしたり…皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、あれこれ侭ならない状況下でも、立ち止まってはいられません!マナトレーディングが皆さまにお届けする、世界のトップエディターたちも、創作の手を止めることなく、続々と新しいデザインを発信し続けています。

その中から今回は、イタリア『RUBELLI』の新作コレクション『DI VARIA NATURA』による東京ショールームディスプレイをご紹介いたします。

1858年ヴェネチアに創設された『RUBELLI』。他のブランドとは異なり自社工場を持ち、生み出される最高級ファブリック、その創造の源はルネッサンス期まで遡ります。

クラシックを追求しつつも現代的なスタイルにアレンジされたファブリックは、世界各国の著名なホテルや歴史的にも重要な建築物に数多く取り入れられています。

 

こちらが、東京ショールームのルベリ展示コーナー。
中央の壁面にはパネルタイプの壁紙『Grancanal Wall』を使用しており、建物の中からヴェネツィアの運河を臨むかのような気分を味わっていただける設えです。

中央を二分して、左側はクラシック、右側はコンテンポラリーなイメージでまとめています。

 

まずは、クラシックからご紹介していきましょう。一番左の『Contessa』は、17世紀終わりのアラビアのベルベットに見る伝統的なモチーフを、ランパス織で表現しています。華やかなモチーフの数々が、色の濃淡により立体感を増し、シルクの光沢がエレガントな空間を演出してくれます。

こちらには、縁に『カルテットフリンジ』を施し、Houlēsの装飾タッセルを合わせて。

続いてこちら『Martinique』は、異なるデザインを重ね合わせて再構築されており、緻密に織り上げられたレースのよう。18世紀のドローイングよりインスピレーションを受けています。光の反射が美しく、耐久性に優れた織生地のため、カーテンや椅子張地として幅広くお使いいただけます。

そして、向かって右側のコンテンポラリーシリーズ。

こちら『Arianna』は、非常にシャープな幾何学パターン、皆さま何に見えますか?

こちらは、クノッソスの迷宮のイメージ、もしくは、ヴェネト州のヴィラ・ピサーニの庭園にある植栽で作られた迷路がデザインソース。

また、防炎品のため、高層マンションや、コントラクトユースとしてもお使いいただけます。

続いて、エキゾチックな植物のシルエットが重なり合う『Java』は、日本の漆塗りを彷彿とさせ、メタリックとマットそれぞれの質感が、光と影の戯れを表現しています。

こちらは、コットンプリントの『Home Jungle』とデザインソースは同じですが、それぞれシーンに合わせて使い分けたい魅力がありますね。

皆さまはどちらがお好みでしょうか?
お部屋の中に居ながらにしてジャングルを感じてほしいという願いが込められたデザイン、鬱蒼とした茂みに風が吹き込み、ざわざわと音が聞こえてきそう。

そして『Burano』は、ヴェネツィア、ブラーノ島のカラフルな街並みがモチーフで、実は霧が深い日がテーマになっています。展示カラーは、ルベリのアイテムとしては珍しいブラック&ホワイトバージョン。実際の街の色合いはどんなものか、想像力を掻き立てられますね。

コットンキャンバス地に油彩タッチで描かれたデザイン、絵画を飾るイメージで、お部屋を彩ってみてはいかがでしょうか。

最後に、こちらはリヴァーシブルの間仕切りカーテンスタイルで展示している『La Vie En Rose』。ルベリが作り上げるプリント生地は、息を飲む美しさ。大胆な構図で咲き誇る薔薇が、絶妙な配色で描き出され、コットンサテンにチンツ加工が施された質感が、しっとりと上質で鈍い光沢を放ちます。

裏面には、童話”長靴を履いた猫”がモチーフの『Il Marchese di Carabà』。独特のテイストで描かれたイラストが、ストーリーの世界へと誘います。東京ショールームのInstagramにて詳しくご紹介しておりますので、ぜひこちらもご覧になってみてください。

★マナトレーディング東京ショールームInstagramアカウントへはこちらからどうぞ!

また、最新号のMANAS INFORMATIONには、巻頭からCEOのNicolò Favaretto Rubelli氏、クリエイティブディレクターのAlberto Pezzato氏へのインタビュー記事が掲載されておりますので、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。

★MANAS INFORMATION Vol.59デジタルカタログはこちらからどうぞ!

時間の移り変わりとともに変化する家の中での過ごし方をベースに考えて創造され、さまざまなテイストの家具やインテリア空間にもコーディネーションできるよう、多彩なデザインのファブリックが揃います。

ルベリがこのコレクションに込めた、生き生きと喜びに満ちた生活への願いを感じてみてください。

New!! 『OSBORNE & LITTLE』ディスプレイ

2021.07.15 / tokyo

東京オリンピックの開催も間近となり、日本はより一層世界中から注目を集める時を迎えようとしていますね。

近年ではインテリアの世界も然り。弊社が取り扱う海外エディターからも、日本をテーマにしたデザインが次々と発表され、日本文化への関心の高さを感じます。

そんな中、独創的なデザイン、ファッショナブルなカラー、表情豊かなテクスチャーで世界中を魅了している英国ブランド『OSBORNE & LITTLE』より、日本の伝統工芸にインスパイアされた『KANOKO』コレクションが発売されています。

収録のアイテム名には、鹿の子・楮・切子・籠目・霧といった日本語の響きも。

海外から見た「日本」がどの様なイメージなのか、彼らの目にはどのように映り、そのフィルターを通してどの様にアウトプットされているのか、日本人である私たちとして興味深いと思いませんか?

それでは、東京ショールームの新しいディスプレイをご紹介いたします!

こちらは、オズボーン&リトルの展示コーナー。

ナチュラルなカラーや素材感を生かした、薄手のドレープ生地やセミシアーが多く収録されており、間もなく到来する夏本番に、さらりと一枚掛けでお使いいただいても、涼を感じさせてくれるようなアイテムが揃います。

日本の伝統工芸を彷彿とさせながら、シンプルなラインが洗練されたコンテンポラリーな雰囲気をも醸し出しています。

こちらの生地『Temko』は、カットフリンジでランダムな波模様を表現したセミシアー。アクアブルーの美しいグラデーションと相まってまるで波打ち際の煌めきのよう。

この色の濃淡は、ディップダイ(dip=「浸す」dye=「染める」)という技法によるもので、染料に浸す時間に差を付けることにより生み出されます。

そしてこちらの『Kiri』F7561-02もまた、技ありのアイテム!
鳥の羽が幾重にも重なり合ったようなとてもユニークなテクスチャーは、生地にデジタルプリントした後、糸の間を開いてレーザーカットを施して作られています。

こういった、非常に細かなディテールを持つ、職人技の光るものが、オズボーン&リトルが考える「日本文化を代表するもの」に通じています。

また、今回のコレクションのメインカラーはこちらのようなインディゴブルー。日本古来の「藍染め」の色、東京2020のロゴマークのカラーでもある「JAPAN・BLUE」ですね。

ちなみに写真左側のシアー生地『Kama』の素材は100%ヘンプ。このヘンプは麻の一種ですが、害虫に強いため農薬や化学肥料が不要、乾燥に強く少ない水で育てることができ、成長が非常に早くサスティナビリティに優れた素材なのです。

「サスティナビリティ」「環境に優しい」
昨今、これらは地球規模のテーマとして身近なキーワードとなりましたね。そして今回のコレクションの目的でもあります。

コーディネートアイテムのひとつ、幅広いカラー展開が魅力の『OCEAN』コレクションは、リサイクルプラスチック糸を使用したエコファブリック。
売り上げの一部はプラスティックの削減を目的とするチャリティ団体へ寄付されます。

同じくコーディネートコレクション、特徴的な質感のアイテムが揃う、写真左の『TIDES 』や、無地調で手触りも柔らかなアイテムが揃う、写真右の『CRANBORNE』もまた、クッションや椅子張地として組み合わせてお使いいただければ、よりお部屋のトータルコーディネートの幅が広がりますね。

最後に、『KANOKO』の壁紙コレクションをご紹介しましょう。

写真左は、ショールームのコンシェルジュカウンターです。背景が、様々な形の陶器を飾り付けたシェルフのように見えませんか?

こちらの壁紙『Raku』は、日本の「楽焼」からインスピレーションを受けたもの。

最新号のMANAS INFORMATIONには『Raku』の手描きによるドローイングや、ヘッドデザイナーのジョアンナ・ブライト氏へのインタビューの掲載もございます。

また、表紙と背表紙も今回のオズボーン&リトルの『KANOKO』コレクションを配したデザインです。ぜひこちらも併せてご覧いただき、海外から言わば逆輸入された『和』のイメージを感じてみてください。

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New!!『Nina Campbell』 ディスプレイ

2021.06.11 / tokyo

梅雨を飛び越えて夏になってしまったかのような連日の暑さ、あじさいの花も、恵みの雨を求めているかのように見えますね。

さて、東京ショールームでは『Nina Campbell』 2021SS新作ファブリックをメインに、エントランスディスプレイを一新し、初夏の高原へピクニックに来たような爽やかなしつらえで皆様をお迎えしています!

NC2021SSエントランスディスプレイ

英国スタイルを代表するインテリアデザイナーとして、その名を世界に知られるニナ・キャンベル。王室邸宅のデコレーション、ロンドンやパリのラグジュアリーホテルのデザインでも高く評価されています。

彼女独自の色彩と、多彩なモチーフから生み出されるデザインは、エレガントでありながら実用性や順応性も兼ね備え、様々なバリエーションのコーディネートをお楽しみいただくことができます。

それでは、カーテンからご紹介していきましょう。

ニナ・キャンベルが愛する、17世紀に東インドから渡来した綿布を基にヨーロッパで作られた“Indienne(アンディエンヌ)”からインスピレーションを受けたデザインの、プリントや刺繍生地が揃う『PARVANI』コレクションより、

写真右の生地『Lalita』はデコラティブなカルトゥーシュ(装飾枠飾り)がモチーフ。多彩な糸で立体的に表現された刺繍にご注目!

写真左の生地『Basholi』は、柔らかい麻100%の生地に、ストライプの織り柄とハンドブロックプリントを表現したオリエンタルな雰囲気が印象的です。

さらに繊細なステッチでベルフラワーやフクシアの花を表現した『Almora』には、縁にフランスのHoules社のボーダーをあしらいました。

いずれもサテライトの装飾タッセル『ナチュラーレ』を合わせると、自然素材の質感がマッチしますね。

また、今回はマナテックスのシアー生地『サマルカンド』を使ってさらりとした上飾りを重ねてみました。

サマルカンド

この上飾り、作りはとてもシンプルで、長い長いカフェカーテンのような形です。
上部パイプ通しのスタイルで、装飾レールに通してたっぷりとギャザーを寄せ、

パイプ通し左

緩やかなスワッグを作り、右側はレールにかけてマグネットタイプの装飾タッセル『ピヴォワーヌ』で止め、残りをテール部分として垂らしています。

心地よい風を受けたらふわりと揺れるような、軽やかな雰囲気を醸し出しています。

*こちらは、装飾レール2本の場合、手前は上飾り用、奥はカーテン1枚掛け用というスタイルでお使いいただけます。

クッションとスツール

そして、足元にはクッションと椅子張りのバリエーションをご提案しています。
こちらは、古代のシルクロードからインスピレーションを受けた『BARODA』コレクションと、小紋柄でコーディネートしやすい『LARKANA』コレクション、いずれも織り生地を集めたコレクションからのご紹介です。

また、背景の壁紙は『No.9 Thompson』2019SSコレクションより、パネルタイプの壁紙をセレクト。バルコニーから緑豊かな景色を眺めるようなこの壁紙『Secret Garden』は、巾70㎝、高さ3mの3枚を並べて貼り合わせるとこのような1枚の絵画が完成します。パネル上部はデザインのない一色のみなので、高さを合わせて使用することができ、一般的な日本の住宅にも、柄全体を余すところなくお楽しみいただきやすい仕様です。

今回の新作コレクションについて、ニナ・キャンベル本人がイギリスの自邸にて語ってくれた、貴重なインタビューをご覧いただくことができます。(2021年8月末頃まで公開の予定)
★動画閲覧はこちらからどうぞ!

また、最新号のMANAS INFORMATIONでは、同じくニナ・キャンベルのインタビュー記事と、「糸から読み解くファブリック」と題して、織り生地の糸をほどいて検証した特集ページもあります。
★MANAS INFORMATION Vol.59デジタルカタログはこちらからどうぞ!

ぜひ、こちらも併せてご覧いただき、ニナ・キャンベルの世界に触れてみてください。

New!!『JIM THOMPSON』ディスプレイ

2021.04.13 / tokyo

桜の季節も終わり、街路樹の緑が鮮やかな季節になってまいりました。

さて、東京ショールームでは、上質なタイシルクのメーカーとしてその名を世界に知られる『ジム・トンプソン』のコーナーに新しいディスプレイが仲間入りしました!

まず初めに、今期の新作コレクションのファブリックを張ったスツールをご紹介しましょう。

座面には、小紋柄で椅子張り地としてお使いいただきやすいアイテムが揃う『ELEMENTS』コレクションより、『Parnassus』を。ギリシャ雷紋柄と呼ばれる幾何学模様の織り地で、パルナソスとは、神々の家とされるギリシャの山の名前に由来します。ギリシャをはじめとする建築装飾などにみられるお馴染みの柄ですね。

側面には、それぞれ異なる刺繍テクニックを用いた生地を収録した『MOONSTONE』コレクションより『Topaz』を。こちらの柄はペルシャ絨毯のデザインを様式化したもので、生地を覆う刺繍はとても豪華なテクスチャー。椅子張り地としての強度が十分なものではありませんが、今回は座面に比べて摩擦の少ない側面に使用してみました。

また、背景の大胆なトロピカルモチーフが目を惹くカーテンは、1年前の2020年春夏コレクションで、エントランスにディスプレイしていたものです。(詳しくはこちらのブログにてご紹介しています)

次に、間仕切り壁に設えた窓辺のコーナーをご紹介しましょう。

今回新たに展示したカーテンは、ジム・トンプソンが魅了された、東洋の魅惑的なアートやカルチャーからインスパイアされたデザインが揃う『BARDO』コレクションより、コレクション名でもある『Bardo』です。

このBardoとは、チベット仏教において、輪廻転生のプロセス、ひとつの生から次の生へ移るまでの中間を意味し、とても神秘的な世界観が、複雑で密度の高い豪華な織りで表現されています。

また、手前に置いたクッションもシルクや刺繍の光沢が美しく、華やかさを添えています。

続いてこちらは、間仕切り壁を反対側から見た様子。先ほどの『Bardo』の裏面になるこの生地は、グリーンのイカット(絣)模様が映し出すシルクならではの光沢感が美しい『Matmi』です。

ヨコ糸をしっかりと結わいて手染めをし、手織りで大胆なデザインをモダンに表現するという、ジム・トンプソンが誇る伝統的な職人技を踏襲して製作されたもの。この、糸を染める工程における「しっかりと結ばれた糸」を意味するタイ語”マドゥミー”から名付けられています。

美しいマドゥミーの生地は世界で最も古くから伝わる柄織生地でもあり、タイの王朝時代の女性たちが腰に巻き付けるサロンとして身に着けていたとされています。

サロンとして使用されるのみだった生地を、ジム・トンプソンではより多くの用途で使用できるよう、大きなサイズで織るようになりました。

このように、ジム・トンプソンはタイの伝統的な技術を用い、アーカイヴを大切にしながらも、モダンで新しさを感じるデザインのシルクコレクションとして形を変えながら、現在もその技術を継承し続けています。

シルクは、紫外線の影響を受けやすくデリケートな素材ではありますが、こちらのようにお部屋の間仕切りとしてお使いいただければ、上質でラグジュアリーな空間が演出できますね。

ぜひ、ショールームのジム・トンプソンコーナーで”本物のシルクの美しさ”をお確かめください。

モリス新コレクション『QUEEN SQUARE』

2021.03.09 / tokyo

先日、大阪ショールームのブログでご紹介しましたように、今シーズンのウィリアム・モリスは、英国の著名な建築家でありインテリアデザイナーでもある、ベン・ペントリース氏とのコラボレートコレクションです。

今回のコレクション名『QUEEN SQUARE』は、ロンドンに実在する区画の名前で、かつてモリス商会の工場やショールームがあった場所であるのと同時に、ベン自身の家がある場所でもあるという偶然の一致に因んで名づけられました。

彼にとってのモリスデザインは、10代の頃からの興味の対象であり、懐かしい思い出とともにあると言います。その思い入れの深さは、自身のプロジェクトのほとんどに、モリスのデザインを取り入れているというほど。

そんな彼にMorris&Co.から、モリスのオリジナルデザインのセレクションの「リ・カラー」という、打って付けの依頼が舞い込んだというわけです。

東京ショールームでは、現在エントランスに展示しております!

ご覧ください!このカラーリング。ベンの遊び心のある美学が余すところなく反映されています。
キーカラーはオリーブ、ターコイズ、トマトスープカラー。お馴染みのモリスのデザインが70年代を彷彿とさせるカラーで雰囲気も一新。

レトロモダンな家具に合わせてみても!

日本の美術工芸の影響を受け「菊」をモチーフにデザインされた『Chrysanthemum』は、ターコイズとコーラルの個性豊かな色調に。存在感のあるフリンジを選び、カーテン上部と裏地にターコイズの無地を合わせて、よりプリント柄が引き立つスタイルに。

セブンチェアには円形のシートクッションを。
直径35cmサイズに切り取ってみても十分華やかな印象に。

写真右側の『Daffodil』は、何年も生産されていなかった柄を今回のリ・カラーで再度紹介。ここに描かれている「Daffodil(水仙)」は英国において春の訪れを告げる花、日本で言う「桜」のような存在なのだそうです。縁には『マナテックス』の『ミリーポンポン』をあしらい、裏地は同じく 『マナテックス』の『コローレ』より水仙の花に合わせたイエローを選んでいます。

 

そして、壁紙の『Willow Bough』はベン自身のお気に入りのデザインのひとつ。川辺の散歩道、風に揺れる「柳」を表現したデザインが、彼のリ・カラーにより枝をめぐらせる森の木々のようにも見えてきませんか?

今までのモリスデザインのイメージとは角度を変えた解釈で、幅広いインテリアスタイルに取り入れていただけるのではないでしょうか。

また、こちらのような色彩豊かなデザインも、すっきりとした『Sanderson』のストライプ柄と貼り分けて抜け感を演出。切り替え部分には弊社取り扱いブランド、ベルギーの『ORAC』のモールディングを使用しています。

** ご紹介 **

現在東京ショールームでは、ベン・ペントリース氏が、かつてモリス一家が暮らしたケルムスコット・マナーを訪れた際に記したブログに基づき、その旅の軌跡を再現したムービーを上映しています。

いつか行ってみたい場所リストに追加したくなるような、英国の美しい自然の中をドライブし、モリスの暮らしの痕跡を感じる旅の気分を味わっていただける映像、ご来場の際はぜひご覧になってみてください。

また自由に旅行を楽しむことが叶う日を心待ちに…

NEWモリス!

2021.02.27 / osaka

今シーズンのWilliam Morris(ウィリアム・モリス)は、
英国の著名な建築家であり、インテリアデザイナーでもある
ベン・ペントリース氏とのコラボレーションコレクションとなっております。

彼のユニークな色彩感覚によって生み出された、モリスの
新しいカラーデザインのファブリックと壁紙がラインアップ。
従来にはなかった鮮やかな色使いで、新たなモリスの魅力が引き出されました。

既存のモリスの生地と一緒に並べてみました。
どちらが新しいデザインか分かりますでしょうか?

◆ウイローボウ

左(既存):ウィローボウ2 右(新作):Willow Bough 226842

フレッシュなブルーの地に描かれる柳の葉は、
晴天の日に風でなびく柳の姿が鮮やかに想い起こされます。


ソファの張地にも。白の壁にフレッシュなカラーが映えて素敵です。

◆ヴァイン

左(既存):ヴァイン1 右(新作):Vine 226852

既存のヴァインがヴィンテージライクな落ち着いたカラーリングなのに対し、
新作はブドウの実と葉の豊かさが鮮やかなコントラストで表現され
個性的でよりエネルギッシュな生命力を感じます。

◆クリサンティマム

左(既存):Chrysanthemum PR7612-7 右(新作):Chrysanthemum 226855

鮮やかなターコイズとコーラル、そしてピンクと少しくすんだオリーブの色が
絶妙なバランスで配色され、より一層華やかさでオリエンタルな雰囲気に。


イメージショットはすべてペントリース氏のご自宅で撮影されたそうです。
家具やアート、調度品など、ヴィンテージと新しいものを組み合わせてコーディネートされていて
とても素敵です。ぜひコーディネートのご参考にしてみてください。
他の写真はこちらからご覧いただけます。

最後に壁紙もご紹介いたします。
◆ブラックトーン

左(既存):Blackthorn 216857 右(新作):Blackthorn 216962

オリジナルよりもビビットな色使いで、見慣れたデザインも新鮮に映りますね。

Pure Morrisに続き、新しいモリスの世界を体感できるコレクションです。
ショールームにはハンガーサンプルも入荷しておりますので、
ぜひ実際の生地や壁紙の色や風合いをお確かめください。

 

HARLEQUIN ☆キッズコレクション☆

2021.02.22 / tokyo

洗練された中に、遊び心があるデザインで世界の人々から愛されている英国ブランド『HARLEQUIN』(ハーレクイン)より、待望のキッズコレクション『BOOK OF LITTLE TREASURES』が発売されました!

毎回人気のこのコレクション、今回も1冊の見本帳に生地と壁紙の両方が収録されており、お部屋をトータルで明るく楽しくコーディネートすることができます。

例えば、こんな組合せで。。。

BOOK OF LITTLE TREASURES

女の子がダンスをしたり、ポーズをとったり。リズミカルで楽しい雰囲気の生地に、どれを履いて出かけようか、わくわくしてきそうなシューズを並べたデザインの壁紙を合わせて!

BOOK OF LITTLE TREASURES

銀河の中をきらめく星や惑星を描いたダイナミックな壁紙に、飛び立つスペースシャトルを刺繍とアップリケで表現した生地を合わせて、宇宙に夢を。。。

BOOK OF LITTLE TREASURES

街にサーカスがやってきた様子をイラストタッチで描いた壁紙に、カラフルな気球や虹色ストライプの生地を合わせて!

BOOK OF LITTLE TREASURES

東京ショールームでは、こちらのコレクションの特設コーナーを設けて展示中です。

この春、新居へのお引越しや、新入学の節目など、ご自分のお部屋を持つお子様に、お気に入りのデザインで楽しい空間をプレゼントされてはいかがでしょうか。

クッションで季節感の演出を

2021.01.09 / tokyo

2021年、新しい年の始まりを皆さまどのようにお過ごしでしたでしょうか。

「今までにない」が日常になりつつある今、必要に迫られた変化を、未来が少し加速してやってきたのだと捉えたら、案外「この方がいい」と思えることもあるのかもしれませんね。

仕事の仕方、時間の過ごし方など、生活が変化する中、身の回りの環境に目が向く機会が増え、お部屋の模様替えを考えた方も多かったのではないでしょうか。

そんな皆さまを、今年もたくさんお手伝いしていけたらと思います!

2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、東京ショールームでは、ファッショナブルでコンテンポラリー、洗練されたカラーパレットと、高性能・耐久性に優れた椅子張り生地が豊富な、イギリスの『カークビー・デザイン』の新作クッションをご紹介しています。

kirkbydesign_ cushion

バラエティーに富んだテクスチャー、お部屋のアクセントとして個性豊かなデザインが揃います。こちらは既製品のシリーズで、取寄せ納期約2週間です。

kirkbydesign_ cushion2

クッションなどの小物は、季節によって使い分けることで、お部屋の雰囲気をグッとUPさせることのできる、手軽なアイテムのひとつです。

お気に入りを見つけて、少しずつプラスしていくのも楽しいですね。

一年の始まり、そして最も寒いこの季節に、つい触れてみたくなるような質感のクッションで、あたたかさをプラスしてみてはいかがでしょうか。

『CLUB』コレクションに新作が加わりました!

2020.12.01 / tokyo

10月から新アイテムを追加し、より充実のラインナップになった『SATELLITE』シリーズ。
弊社ホームページにて、コーディネートのご紹介もしていますが、皆様ご覧いただけましたでしょうか?

今回はその中でもハイエンドライン『CLUB』の新作をご紹介いたします。

『CLUB』は1986年に発刊し、イタリアの最高級ファブリックを集めたオリジナルコレクションがはじまり。この名前と精神を引き継ぎ、満を持しての復活となりました。

今回のコンセプトも「イタリア」に由来するもの。クラシカルなデザインとモダンなスタイルの融合を、イタリアの歴史ある高いテクニックで表現しています。

東京ショールームではスワッグ&テールのバランスをプラスして、ディスプレイ中です!


それでは、ドレープ生地の新作、『リヴォルノ』をご紹介しましょう。
サテン地にメタリックなグラデーション糸を織り込んだ、先染めジャガード生地です。


写真の手前から奥に向かって、コッパー→ゴールド→シルバーへと移り変わるメタリックカラーのグラデーションが、グラフィカルなラインをより立体的に感じさせるデザイン。

シェードやベッドのヘッドボードなど、平面的にお使いいただくのもお薦めです。

こちらは同じく新作より、波打つような質感のあるオーガンジー生地、『ガラシア』とのコーディネート。

グラデーションのストライプになっており、プリーツの陰影にもより深みが増して表情豊か。
リヴォルノ』のメタリック感と相まって、一層ラグジュアリーでモダンな印象になりますね。

続いて『ラヴェンナ』は、クラシカルなモチーフとして定番人気のダマスク柄のシアー生地。
フロントシアーで一日中楽しむのもお薦めです。

お部屋の中に日差しが長く差し込むこの季節は特に、壁や床に映り込むシルエットも楽しみのひとつ。また、日が落ちてからは、顔料、箔プリントの光沢がラグジュアリーな空間を演出してくれます。

今回の新作は、この他にもデザイン性の高い印象的なシアー生地がいくつも仲間入りしました。
また、全点防炎対応(後防炎含む)なので、マンションなど防炎物件を含め幅広くお使いいただけます。

他のコレクションとの組み合わせもぜひお楽しみください。