MANAS TRADING

「ファブリック」カテゴリーのブログ一覧

“Color Your Life! “ 人生に彩りを!

2019.01.10 / tokyo

あけましておめでとうございます。
今年も新作商品やディスプレイ、イベント情報など
東京・名古屋・大阪のショールームより、それぞれの視点からご紹介してまいります。

さて、新年最初のブログは東京ショールームより、
今年のトレンドカラーについてご紹介します!

世界標準の色見本を設定している色彩のプロフェッショナル企業、
PANTONE社が毎年発表する「Color of the Year」。
トレンド分析や色彩心理学などの綿密なリサーチに基づき、
毎年12月にその翌年のトレンドカラーを発表しています。

そのPANTONE社が昨年発表した今年2019年春夏のトレンドカラーは、「Living Coral」。
ゴールドを基調にしたコーラルピンクです。

「人生を肯定するコーラルの色合いは、柔らかいエッジとともに活気を与える」
さんご礁が海洋生物にとっての栄養源であり、シェルターでもあるように、
活気とまろやかさもあるPANTONE 16-1546 Living Coralは、
暖かさと滋養で私たちを包み込み、
この常に変化する環境の中で快適さと回復力をもたらします。
引用:PANTON JP

ベースにゴールドが含まれているのが、イキイキとした生命力を感じさせるようで、
とても良い色ですよね。

「カラーは、私たちの人生経験の味わい方を向上させ、影響を与える」
と言うように、
色彩心理学は今や、生活の様々な場面において一般的な学問になりました。
私たちの生活において、毎日着る服、食べ物、景色、情報、ホスピタリティ・・・
視覚は色によって支配され、そこから人間は無意識ながら感情をコントロールされています。
それは毎日 目にする家やオフィスのインテリアについても同様ですね。

毎日見る色が、あなたにとってポジティブな色であれば、
少なからずあなたの心を前向きにさせてくれるはずです。
今年のカラーはまさにそんなエネルギーのある、フレッシュな色のひとつとなりました。
インテリアは勿論、ファッションや食器など、
生活の一部にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
そんなLiving Coral に近いカラーをショールームでも探してみました。

こちらの写真にあるのは、まずは前回のブログでもご紹介した、
Nina Campbell (ニナ・キャンベル)の生地がほとんどです。

実はこのコーラルピンク色は、ニナが好きな色のひとつ。
これまでのコレクションにも多く用いられてきました。

上部に写っている無地は、360色展開のROMOの生地「Linara」コレクションから。
360色という膨大な色数は、他に類を見ない色展開です。

 

ちなみにPANTONEについては、一般的な色見本帳で約1900色掲載しています。
その中から、毎年どうやって「Trend of the Year」 の1色を選んでいるのでしょうか…

そんなトレンドカラーを取り入れた2019年春夏コレクションは、
3月を目途に順次発売の予定。
カラーやモチーフなど、毎季ブランドごとにユニークなアプローチで
デザインにトレンドを取り込んでくるのも、新作商品の見どころです。

来週1月中旬よりパリで開催されるインテリアの祭典、
メゾン・エ・オブジェとデコオフの模様もまた、
弊社Instagramにて配信予定ですので、ぜひそちらもご覧くださいね!

 

その他にも、エネルギーをもらえそうな、カラフルな色彩の生地や壁紙を選んでみました。


Harlequin (ハーレクイン):Floreale 120524

Harlequin(ハーレクイン):Arccos 111969

 

Sanderson(サンダーソン):PAPAVERAコレクション

 

 

 

 


JIM THOMPSON(ジム・トンプソン):Garden Party JT013688001

 

ÉLITIS (エリティス):Allegorie RM256-01

 

ÉLITIS (エリティス):Trinidad RM803-35

 

 

 

皆さまにとって、カラフルで充実した一年になりますよう!

今年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

参照:PANTON JP

 

Ninaと巡る!17世紀フランス ~ インドツアー

2018.12.11 / tokyo

最近一段と寒くなりましたね。
歩道に敷き詰められた落ち葉もいつの間にか少なくなり、
いよいよ冬の足音が近くまで聞こえてきました。

 

さて、東京ショールームの今年最後のエントランスディスプレイを飾るのは、
昨年イギリスで最も有名なインテリア雑誌『HOMES & GARDENS』にて
ファブリックアワードに輝いた記憶も新しい、Nina Campbell(ニナ・キャンベル)より、
最新コレクションとして発表された、『LES INDIENNES』をフィーチャーしました。

 

美しい生地たちはいつでも、私たちをその物語の中へいざなってくれます。
旅が大好きなニナが今回選んだ旅先は、17世紀のフランス ―

ヨーロッパ各国が競うようにして植民地を広げていたこの時代、
フランスにも新たな植民地として手に入れた東インドから、
様々な物資や人が流れ込んでいました。
市場に並べられる南国の色とりどりの花々や果実、美しい模様が染め抜かれたインド更紗…
これまで見たことのない異国の鮮やかな生地や繊細な装飾品に、女性たちは魅了されます。

2018年秋冬コレクション『LES INDIENNES』をはじめとする
ニナ・キャンベルの4つのコレクションは、そんな物語の中で展開していきます。

まずは向かって左側の生地をご紹介します。
赤い小花柄がオリエンタルなインド更紗のデザインを彷彿とさせる「Baville」
ニナの大好きなブラッシュピンクとロイヤルブルーの可憐な花々に、
踊るように伸びる蔦が絡まります。

その隣はハンドプリントの葉脈に、ブルーの刺繍糸で織りあげられるフレームの上から
手刺繍のドットを施した、とても手の込んだ生地「Bonnelles」 を使用しました。

クッションで使用した生地は同じく新作コレクションの『POQUELIN 』『RIVOLI』から。
『POQUELIN 』は、17世紀の劇作家Jean – Baptiste Poquelin (ジャン・バティスト・ポクラン)の
名前に因んでつけられた、ラグジュアリー感のある生地コレクション。
日本では、「モリエール」の名前の方がピンとくる方も多いのでは。
鋭い風刺と性格描写を得意とした、フランス古典喜劇作家の代表的な一人です。


Nina Campbell ブランドイメージショットより

インディゴ、ロイヤルグリーン、赤やブラウン ―
コロコロと表情の変わる喜劇役者のように、
リズミカルで配色豊かなチェックやドットのコレクションです。

 

続いては向かって右手側の生地をご紹介しましょう。
手前に掛けられている、ブルーとイエローの花々が咲き乱れる刺繍生地は、「Nemours」
花弁や葉に用いられているトープやブロンズのメタリックカラーが、上品な雰囲気を演出します。

ニナがインドの旅で見つけた、装飾ミラーがはめ込まれた扉からインスピレーションを得た
タイル柄の壁紙「Fortoiseau」はフェミニンなシノワズリテイストにピッタリです。

その小鳥たちが見上げる先には、
豪奢な花々のトレイル柄が美しいトリム「Trianon Floral」をたっぷりとボーダーに使用した
「Bonnelles」を合わせています。

 

今年ロンドンで開催されたDESIGN WEEK のプレゼンテーションでも
常に感嘆が沸き起こっていたという、こちらの「TRIANON TRIMMINGS」コレクション。

先の「Trianon Floral」の他にも、金糸をふんだんに使ったブレードやトリムの数々は、
美しい刺繍や宝石が縫い付けられた、インドの花嫁衣裳を彷彿とさせます。
時代を経てもなお、女性心をくすぐる普遍的なデザインとは、こういうものなのでしょうね。
可憐で豪奢な「TRIANON TRIMMINGS」は今季のコレクションでも必見のひとつです。

ニナらしい温かみのある色使いで、オリエンタルなモチーフをエレガントに仕上げた今回の作品もまた、
彼女の旅の思い出やお気に入りがたくさん詰まった宝箱のようなコレクションに仕上がりました。

ニナについてはコチラのブログで詳しくご紹介していますので、
興味を持たれた方は是非ご一読ください。

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
さて、今年も東京ショールームから様々な生地を紹介してまいりました。
皆さまの気に入られた生地はありましたでしょうか。

2018年秋冬コレクションは今回ご紹介したニナ・キャンベルやROMO(ロモ)以外にも
ご紹介しきれないほどたくさんのすばらしい作品が次々と発売されています。

東京ショールームからは2018年の締めくくりに、
「Sanderson(サンダーソン)」の新作を弊社Instagramにて配信する予定です。

名古屋・大阪のブログでも既にお披露目されているように、
東京でもこの季節にピッタリの温かみのあるディスプレイに仕上がりました。
こちらもどうぞお楽しみに!

ROMO2018年秋冬コレクション『GARDENIA』

2018.11.10 / tokyo

イベント開催のため、下記日程にて東京ショールームを臨時休業させていただきます。

2018年11月19日(月) 終日
2018年11月20日(火) 終日

大変ご迷惑をおかけ致しますが、
何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。

 


さて今回ご紹介するのは、昨日発売されたばかりの
ROMO(ロモ)の2018年秋冬コレクションより、『GARDENIA』です。

 

今回のコレクションは瑞々しいボタニカルアートがテーマ。
そのデザインの源は、20世紀半ばに英国で活躍したボタニカルアーティスト、
Alfred Wise(アルフレッド・ワイズ)の緻密で繊細なスケッチから着想を得ています。

特筆すべきはアルフレッドの美しいスケッチを、
ふたつの異なる手法で再現している点にあります。
こちらのふんわりと花びらを広げたヤブツバキを大胆にあしらった生地の名は「Japonica」
穏やかな光が差し込む冬の午後 ―
その光に溶け込みそうなほど淡く、繊細な水彩画のタッチを
ナチュラルリネンの柔らかな生地にプリントで再現しています。


一方こちらは同じヤブツバキのデザインを刺繍で表現した「Japonica Embroidery」
花や葉、枝の一本一本まで複数の色を使って立体的に織りあげられ、
まるで本物の植物かと思わせるような、複雑な色合いによって再現された刺繍の生地には、
プリントとは異なる、ドラマティックな儚さをもって見事に表現されています。


こちらのクッションの上ふたつの生地「Wisteria」Wisteria Embroidery」も同様、
プリントと刺繍の生地にて表現されています。

植物研究に写真が使用される以前、
植物の特徴を科学的に記録する手段として用いられたボタニカルアート界において、
植物を忠実に捉えながらも常にユニークな視点と解釈をもって
その地位を築いたアルフレッド。
彼の情熱を、プリントと刺繍二つの手段で再現することは
ロモからアルフレッドへの、オマージュの一つのカタチともいえるでしょう。
見本帳を広げた途端、
その香りまで匂い立つような美しい花々のコレクション『GARDENIA』を、
ぜひお近くのショールームにてお楽しみください。

 

現在マナトレーディングでは、
2018年秋冬コレクションが続々と発売されております。

東京ショールームでは、11月中旬以降徐々に新しいディスプレイもご用意して
皆さまのお越しをお待ちしております。

! SATELLITE 『OMBRÉ (オンブレ)』 Dēbut !(後編)

2018.10.10 / tokyo

今回はマナトレーディングの新コレクション『SATELLITE(サテライト)』 シリーズ
『OMBRÉ(オンブレ)』のディスプレイをご紹介いたします。

それではエントランスから!

ディスプレイのコーディネートテーマは『Blue Wavelets』
先日の名古屋ブログでもご紹介しました、『OMBRÉ』4つのイメージテーマのひとつです。
あえてアクセントカラーを取り入れず同系の色のグラデーションでアイテムを構成することで、
より洗練された印象を与えます。

タッセルでゆったりまとめたシアー地の「アエロ」は、
一見単色にみえるのですが、実はブルー・シルバー・ブラックの3つの糸にて織られた生地。
画像では細部までご覧いただけないのが残念なのですが、
光の加減によって、絶妙な色合いをみせてくれます。
合わせるタッセルは同じく 『OMBRÉ』より発売された「グレース」
白とシルバーをセレクト。
小ぶりなタッセル2本を編んでアレンジしています。

ちなみに今回のお花はモンステラをメインに。
シアー地「コヒロ」とお揃いのコーディネートにしてみました。

※品番はこちら⇒-OMBRÉ- エントランスディスプレイ

ショールームのセンターには、『Bitter & Sweet Elegance』をテーマに
シアブルーとピンクの生地を中心にセレクト。
MANAS-TEXでもおなじみの「ベガ」「キリー」の新色に合わせるのは、
ロマンティックな水彩調のフローラルプリント「マイア」
オーガニックで穏やかな印象の「コモレ」
そして、ヴィンテージ調ダマスクの裾柄が印象的な「グレコ」です。
共に控えめでありながらも、お部屋の印象を確実に変えてくれる存在感があります。

※品番はこちら⇒-OMBRÉ- センターディスプレイ

ショールームの一部には『OMBRÉ』の特設ブースを設けています。
奥に見えるのは「ロドス」「ユニゾン」
いずれもブルー・アクア・ピンク・ベージュ(グレー)の
4色展開のグラデーションデザインのシアーです。
差し込む日差しや、映りこむ景色に淡く滲むグラデーションカラーが魅力的なシリーズ。
本来は窓に掛けてこそ美しさが際立つシアーですが、
そこは窓面が少ない東京ショールーム・・・
シアーの見せ方にもひと工夫が必要です。

お客さまからのご要望の多いレースカーテンには、
フロントシアーにも活躍しそうな、総柄のオーガンジーをご用意しました。
華やかでありながらも、甘すぎないのがポイント。
ゴールドとシルバーの中間色=ギルバーの少しくすんだような上品な輝きは、
トレンドのニュートラルカラーとの組合せや、シャビーな雰囲気にもぴったり寄り添います。

※品番はこちら⇒-OMBRÉ- シアーディスプレイ

※品番はこちら⇒-OMBRÉ- Pure Morrisディスプレイ

 

さて9月の発売から東京・名古屋・大阪各ショールームブログからご紹介しております
『OMBRÉ』コレクション特集いかがでしたでしょうか。
今回のコレクションからPURE MORRISシリーズの人気生地も掲載しており
『OMBRÉ』コレクションの世界観ともぴったりのPURE MORRIS共々、
さらにマナの生地を身近に感じていただけると幸いです。

10月に入り、2018年秋冬コレクションも各ブランドからぞくぞくと情報が集まってまいりました。
Instagramでは発売になったコレクションを、いち早く写真と共に配信しております。
登録されている方はぜひマナのInstagramものぞいてみて下さいね!

 

⇒ ! SATELLITE 『OMBRÉ (オンブレ)』 Dēbut !(前編)

4つのテーマ

2018.09.28 / nagoya

2018年9月、あらたに発表されたMANASの新コレクション『SATELLITE(サテライト)』。
国内在庫品として定番のMANAS-TEX(マナテックス)がありますが、サテライトは旬の新しいエッセンスとなる+αのアイテムが揃っています。(詳しくは東京ブログ(2018/9/11付)をご覧くださいね。)

その第一弾のコレクションタイトルは「OMBRÉ(オンブレ)」。
今回はコーディネーションの4つのイメージテーマとそのスタイリングをご紹介したいと思います。

No.001『Blue Wavelets』

青のさざなみ
アクセントカラーをあえて入れず、同系色でまとめた美しいグラデーションを活かしたコンビネーション。質感や素材感の違いを際立たせ、研ぎ澄まされた洗練とリラックス感が混在するリュクスなスタイル。


スタイリング写真中央左側にある縦シワ加工された生地は「オンディーヌ」。
カーテンにすると、程よく光りを透すグラデーション模様のデザインです。
アエロ」のシアーと組み合わせたのがこのコーディネート写真です。

No.002『Artisan’s Texture』

職人の手触り
ダマスクなどの古典柄に、手仕事や天然素材といった経年変化のある素材を組み合わせたスタイル。端正なデザインとラスティックでソリッドな素材が出会うことで、グレード感のあるナチュラルを実現。


スタイリング写真中央右側の麻のような風合いの生地は「グレコ」。
生地を広げるとクラッシックでは定番のダマスク模様が、生地の裾から上部に向かってヴィンテージ調に徐々にかすれていくところがポイントとなっています。ざっくりとした素材とも相性の良いアイテムです。

No.003『Bitter & Sweet Elegance』

苦さと甘さ
双方を持ち合わせた大人のためのロマンティック・エレガンス。
グレイッシュ+モーヴの色合いの中にフェミニンでソフトなものとマスキュランでハードなものを加えた絶妙のバランス感が、空間に軽やかな華やぎをプラス。


甘さは、フロントレースで主役にしたくなるような花柄刺繍のシアー「フィオレロ」と落ち感のある柔らかなピーチスキン「クシー」との組み合わせ。
苦さのエッセンスは、小物にあえてレザー調の「キュイル」(フランス語で革の意)にマニッシュなコード「ディスコ」で縁取りしたクッションを。大人な色味でコーディネートするのがおすすめです。

No.004『Urban Glam』

都会の魅力
大胆なデザインやトレンドのトロピカル・モチーフをモノトーンに近いダークカラーでおさえ、ラグジュリアスな光沢のある質感のものをアクセントに添えたグラマラスなアーバンスタイル。エネルギッシュさを内に秘めたクールな艶のあるコーディネーション。


壁色もダークな色味でまとめたインテリア。床にはタイル、キャンドルホルダーのガラスにはメタリカルなフレームが。
こんなシチュエーションに合わせるカーテンはランダムプリーツの「サウンズ」とトロピカル柄がモチーフの「コヒロ」。どちらもダークな色味でコーディネートしています。どこか非日常の空気が流れるクールな都会のオアシス空間に。

これらの4つのテーマを表現するスタイリング写真には、それぞれのテーマに合ったアイテムや素材、色など特徴的なエレメント(要素)もコーディネートされています。(例えばガラス、木片、タイル、真鍮、石、陶器、アクセサリーなど…)
もしあなたの好みのテーマがあったのなら、インテリアづくりの時はこれらのエレメントもご参考くださいね。

※今回ご紹介したテーマ毎のスタイリング写真の詳細は、こちらのページ内途中にある「OMBRÉ」ボタンをクリック、開いた画面の「COORDINATION」の項目からご確認いただけます。

NEWディスプレイ@大阪

2018.09.22 / osaka

先日のブログでもご紹介しました通り、
新しい国内在庫の新シリーズ『サテライト』の第一弾コレクション“OMBRÈ(オンブレ)”が発売となりました。

それにともないショールームのディスプレイも様変わりしております。


ドレープ(右):カラブラン105
レース(左):シルヴィア2200
壁紙:OSBORNE&LITTLE(オズボーンアンドリトル) W7192-10
照明:PORTA ROMANA(ポルタロマーナ) VFL06 Oliver Floor Lamp Versailles Gold

イカット(絣)調のストライプで、メタリックな質感とナチュラルな質感がミックスされた「カラブラン」(ゴビ砂漠に吹く風)。
まさに今回のテーマ“オンブレ”を象徴する、生地の陰影が特徴的な生地です。
一見重厚感がありますが、軽く織られているので、お使いいただきやすく、
早くも人気アイテムに仲間入りしそうです。
合わせた「シルヴィア」は、繊細なオーガンジーのシアー地に、
クラシカルな唐草を総刺繍したエレガントな生地です。
刺繍糸の色は、ゴールドとシルバーを合わせたような中間色、ギルバー色を採用。
ほどよい温かみと品の良いリュクス感があり、一押しのカラーです。

 


ドレープ(右):オンディーヌ01
レース(左):アエロ01
壁紙:HARLEQUIN(ハーレクイン) Azurea 111709
照明:PORTA ROMANA(ポルタロマーナ) VLB58 Static Lamp New Bronze

アクアブルーとシルバーグレーのグラデーションが美しいドレープ「オンディーヌ」(水の精)。
リネンの光沢とクラッシュ加工により、水面のさざめきのように表現されています。
大きなイチョウの葉をデザインしたハーレクインの壁紙など、
ボタニカルデザインとの相性もばっちりです。
透明感のあるミックス調のモダンなカラーシアー「アエロ」(はや風の精)は防炎品で、幅広いシーンでお使いいただけます。

 


ドレープ(右):サウンズ120
レース(左):コヒロ7
壁紙:KHROMA(クロマ) GEMA VEN701
照明:PORTA ROMANA(ポルタロマーナ) SFL12 Cross Braced Floor Lamp Bronze

トレンドモチーフのトロピカルリーフをモノクロで表現し、
コンテンポラリーでマニッシュな雰囲気に仕上げた「コヒロ」(ハワイに吹く心地よい風)。
大胆なクラッシュ加工が大人っぽい「サウンズ」を合わせ、全体をグレーでまとめました。
リゾート感のあるデザインも、色を抑えることでシックで都会的な印象でお楽しみいただけます。

ご紹介した生地以外にも、質感やカラーにこだわった生地が揃っております。

また今回発表会でもご好評いただきましたのが、見本帳の構成です。

開いていただくと、左から大柄デザイン、無地調のドレープ&シアー、トリム
というように3つに分けて綴じてあります。
そしてそれぞれ取り外しが可能ですので、
カーテンに合わせてクッションやフリンジを選ぶときに大変便利な作りとなっております。

ぜひショールームにてご覧ください。

! SATELLITE 『OMBRÉ (オンブレ)』 Dēbut !(前編)

2018.09.11 / tokyo

この度、マナトレーディングのオリジナルコレクション、
『SATELLITE(サテライト)』が発刊されました。

『SATELLITE』の名の通り、
インテリアという宇宙に存在する惑星 MANAS のまわりを周遊する衛星のように、
ワン・コレクションごとに、空間にプラスしたいトレンドアイテムを打ち上げます。

日々変化するトレンドをいち早く取り入れ、機能性を備えたファブリックを厳選。
新たな空間創りへアプローチし続けていくインテリアファブリック・ラインの誕生です。

今回は9月5、6日、代官山のギャラリーで開催された発売イベントの模様をお伝えします。

前日までの台風の影響が心配されましたが、当日は無事爽やかな天気のもと
朝から多くの方が足をお運びくださいました。

『SATELLITE』の第一弾コレクション 『OMBRÉ (オンブレ)』

透明な日差しが差しこむ朝、街をオレンジ色に染める黄昏時、
そしてやさしい金色の光が降り注ぐ夜。

「陰影」を意味する 『OMBRÉ』は、
そんな刻々と変化する光に溶け込むような、
ナチュラルなグラデーションカラーを中心にセレクト。
外界と室内との境界線である窓を柔らかく演出します。


ギャラリーの吹き抜けには、今回のコレクションのハイライトである「オンディーヌ」を。
揺らめく水のようなブルーとシルバーのグラデーションが美しい一枚です。


トレンドのリゾートモチーフは、グレイッシュカラーでラグジュアリーな雰囲気に。
柔らかなリラックス・ムードが漂う都会の癒し空間を演出します。

『OMBRÉ』コレクションの根底にあるのは、
Nature et Luxe. ― ナチュラルに、そしてラグジュアリーに ー  という考え方。

柔らかなコットンやリネンライクの軽やかな生地感と、光を受けて輝く上質な生地。
それぞれ異なる質感のファブリックを組み合わせることで、
都会の喧騒にありながらも、うつろいゆく時間や季節を感じられる
贅沢な空間を生み出すことができます。

今回のコレクションでは、
Blue Wavelets
Artisan’s Texture
Bitter & Sweet Elegance
Urban Glam
というテーマを設けて、それぞれ暮らしにあったパターンをご案内しています。
こちらについては、大阪・名古屋のブログにて改めてご紹介いたしますね。

今回二日間のイベントにはたくさんの皆様にご来場いただき、誠に有難うございました。

さて、イベントにお越し頂けなかったお客様へは、
現在、東京・大阪・名古屋の各ショールームにて特設展示を開催しております。
ぜひお近くのショールームへもお立ち寄りくださいませ。


次回は東京ショールームのディスプレイをご紹介いたします!

⇒ ! SATELLITE 『OMBRÉ (オンブレ)』 Dēbut !(後編)

石のいろいろ

2018.08.30 / nagoya

今、注目されている旬のトレンドのひとつ「ナチュラル」。
MANASでも『PURE MORRIS』から「NORTH」が発売されたばかりです。

ナチュラルにも様々な要素がありますが、今回はその中からナチュラルなものとして「石」をキーワードにご紹介したいと思います。

「石」といえば、まずは「宝石」にちなんだものから。

QUARTZ(クウォーツ)【WIND


ショールームの中でも人気の高いシアー(レース)です。程よい透け感と光沢のあるランダムなストライプ。どんなスタイルにも似合うシアーです。

このクオーツが収録されている見本帳「TRESOR」には、その他にルビーやトパーズ、ダイヤモンドという名前のファブリックもあるんですよ。

リアルな石のデザインでは…
ESTUARY BIRDS 226426【Sanderson

入り江の干潟で憩う鳥たちと共に描かれる石たち。

次に大理石風の石目柄
TERRAZZO(テラゾー)30112【RUBELLI

テラゾーとは床材やキッチンなどのカウンターに使われている人造大理石の名前のひとつ。石目風の織り柄は無地のようでいて生地に奥行き感がでるので、カーテンやチェアにも合います。
(柄は上記のTERRAZZOをクリックしてご確認くださいね。)

壁紙でも石目柄が最近増えています。
PIETRO(ピエトロ) VEN601【KHROMA

マーブル模様のタイル柄。ヨーロピアン調のデザインが揃う見本帳「VENEZIA」に収録されています。

ちなみに、「石」というキーワードをinterior libraryで検索すると279件もの生地や壁紙がヒットするんです。(一部、これも石!?というのも含まれているかもしれませんが、そこはどうかご了承ください)

さて、最後のご紹介の前に…

名古屋ショールームのお向かいには、名古屋・栄のシンボル的な存在である「中日ビル」があります。ここは地元の方なら誰もが知っている有名なビルなのですが、2019年の春、遂に50年以上の長い歴史に幕を閉じます。

そこで、日常のビル内にある見慣れた光景からインスピレーションを感じるデザインの生地や壁紙を取り上げて、今後ブログの中で少しずつご紹介できたらと思っています。

今回のテーマの石からは、廊下のこちらです。

毎日この上を歩くたびに頭に浮かぶのがこちらの壁紙、KERSHAW PANEL NCW4203-02【Nina Campbell

完全閉館まで残すところあと7ヶ月。地上から中日ビルのある栄の最後の風景を心に留めていただけたらと思います。
そしてその後はぜひMANAS名古屋ショールームにもお立ち寄りくださいませ。

トレンドの幾何学柄

2018.08.20 / osaka

ここ数年、インテリアトレンドのひとつになっている「幾何学柄」。
幾何学柄とは、 三角形・四角形・菱形・多角形・円形などを素材にし、
それらを組み合わせて作られた模様のことです。

今年も個性豊かな幾何学柄が出ております。


イギリスブランド、kirkby design(カークビー・デザイン)より発売になった
ARCO GEOMETRICS』コレクション。
建築学的な要素にインスパイアされた、どこか懐かしさも感じるデザインを
高級感のある素材とカラーで生地にしました。


ブラックやホワイトのほか、テラコッタ(レンガ色)やミュートゴールド(艶が抑えられたゴールド色)、ティール(青緑色)など、グラマラスなカラー展開は、上質な大人のインテリアにマッチします。

 


No.9 Thompson(ナンバーナイン・トンプソン)より、
デザイナー リチャード・スミスが、ギリシャへの旅で見た風景やデザインを
テーマにしたコレクション『AEGEUS』。
エーゲ海の爽やかな景色を思わせるようなカラーと、リネンやコットンの素材感が
見た目にも涼やかです。
アウトドアでご使用いただける生地や、幾何学柄のブレードも揃っています。

 


前回ご紹介したPURE MORRISの新コレクション『KINDRED WEAVES』には、
麻や綿の混合素材で、ナチュラルに織られた幾何学柄がラインアップ。
写真のように、ベッドのヘッドボードにされても素敵です。

 


アメリカ南西部の先住民族であるナバホ族からインスピレーションを受けたという
個性的な幾何学柄は、zinc(ジンク)から登場。
モダンでシンプルな空間に小物で取り入れていただくと、
一気に今っぽい雰囲気を演出できます。

幾何学柄とひとくちに言っても、さまざまなデザインがあり、
素材によっても雰囲気はがらりと変わります。
花柄や植物柄に比べると、男性の方でも取り入れていただきやすいと思います。
小物使いでも、十分にお部屋の雰囲気を変える効果がありますので、
よろしければこちらのページよりお気に入りを探してみてはいかがでしょうか。

アイスランドの記憶を巡る旅 PURE MORRIS ―NORTH & KINDRED コレクション―

2018.08.12 / tokyo

1871年、夏。
ウィリアム・モリスが夢にまで見たアイスランド。
この地に降り立った彼の目の前にまず飛び込んできたのは、
コバルトブルーの空と、風に揺れる黄色のポピー。
そして、遠くに見える雪をいただく山々でした。

 

 

前回の『PURE MORRRIS (ピュアモリス)』シリーズ発表からおよそ2年、
7月に発表された待望の『NORTH』と『KINDRED』コレクションは、今から約150年前の夏
モリスがロンドンの喧騒を逃れて向かったアイスランドの旅から
インスピレーションを得たものとなりました。

 

薄曇りの空から差し込む柔らかい光が、
アイスランドの短い夏を彩る草原の花々や雪に覆われた山並みに降り注ぎ、儚い陰影を落とす…
まるで白昼夢のような美しい風景は、上質なコットンやリネンの生地に
繊細な刺繍や織りで描きだされます。

綿密に構成されたそれらの陰影は立体的な造形を生み出します。

光沢のある刺繍糸で紡ぎだされる果実や枝葉は、まるで朝露に濡れて光り輝くよう。
生地に縫いこまれたベルベットの花々は氷河の氷のような透明感のある光を宿します。

 

今回東京ショールームではこれら新作を使用した3つの異なるディスプレイを作成しました。

 


エントランスでは、ドラマチックなフレスコ画を彷彿とさせる壁紙
「Pure Bachelors Button 」がお出迎えします。
インテリアにも取り入れやすい淡い発色のフェイドシーピンクをテーマカラーに
明るく華やいだ印象のコーディネートに仕立ててみました。
メインのドレープには「Pure Marigold Trail Embroidery」を。

淡いグレーとピンクはトレンドのニュートラルカラーを取入れたおすすめの組合わせです。
※使用した品番はこちらをご参照下さい。⇒PURE MORRIS NORTH エントランスディスプレイ

 

 


ショールームのセンターにあるのは、『NORTH』コレクションのハイライト・デザインである
「Pure Honeysuckle & Tulip Embroidery」をメインに、
アイスブルーを基調としたコーディネート。
生地いっぱいに広がるハニーサックルの繊細な刺繍に、
ベルベットで表現されたチューリップの花弁が優雅に咲き乱れるさまは、
うっとりと見入ってしまう美しさです。
※使用した品番はこちらをご参照下さい。⇒PURE MORRIS NORTH センターコーナーディスプレイ

 

 


ショールームのモリスコーナーに設置されているのは、
モリスで最も有名なデザインのひとつ、「Acanthus」を織りで表した「Pure Acanthus Weave」
透かし彫りのような立体的な陰影と、ところどころかすれたような跡を表現した
繊細な表現が見事な作品です。
合わせる壁紙は同じくモリスを代表するデザインのひとつである
「Pure Thistle」のゴールドを採用。
モリス商会初期の新ゴシック様式を採用したデザインは、
ドレープとあいまってどこか荘厳な雰囲気を演出します。
アクセントカラーには、このアイスランドの旅を象徴するポピーイエローを。
※使用した品番はこちらをご参照下さい。⇒PURE MORRIS NORTH モリスコーナーディスプレイ

 


PURE MORRISのデザインはいつか見た美しい光景、
いつまでも記憶の片隅で眠っている憧憬を呼び覚ますような、
どこか懐かしく優しい気持ちにさせてくれます。

「美しい生活」とは何か。
知らぬうちに心の中に描かれていた原風景を見つけること、
その中にヒントが隠れているのかもしれません。

 

 

―  これまで想像したこともなかった場所に、
なじみのある花々が咲いているのを見て、私は不思議な感情におそわれた。
そして(その頃までに,とても明るくさわやかな日になっていた)
その辺りには私には描きつくせない真の美しさがあった。 ―
July 11, 1871 Iceland Diary by William Morris