MANAS TRADING

「お知らせ」カテゴリーのブログ一覧

より自然に、より自由にデザインを楽しもう!

2019.06.15 / tokyo

LIMITED EDITION (リミテッド・エディション)の新作コレクションが発売されました。

LIMITED EDITIONは「限定品」の名の通り
世界中から集められた最高品質の材料を用い、高い芸術性と技術性を併せ持ち
最高級のカーペットを作り出すブランドとして
マーケットを魅了している、ベルギーのブランドです。

ブランドの創始者であり、デザイナーのKatia Dewitte(カティア デヴィッテ)が今季着目したのは、
自然のもつ色や形、そしてテクスチャーを
天然の素材そのものの特性に立ち返り、再現することでした。

ウール、リネン、シルクを絶妙にブレンドすることで、
やわらかさや光沢など素材それぞれの特性を引き立たたせながら、
これまでにない、上質なテクスチャーを生み出すことができるのです。

 

今回のコレクションの中で特に注目していただきたいのはこちらのデザイン。

Genesis (ジェネシス)

カティアのデザインの源は「旅行」。
こちらのジェネシスはブラジルへ向かう飛行機から見た空模様から
インスピレーションを得たのだとか。
早朝、薄雲が朝日で徐々に赤く染まる情景をパターンに落としました。

日々、雲の様子が刻々と変化するように、
デジタル化されたパターンは
毎回織るごとに柄の出方が変わるように設計されています。
これは自由な発想を愛する、カティアならではの演出。

LIMITED EDITION Instagramより

素材は、少しシャリ感の残るウールとテンセルのシャギー地で織られています。

今季のテーマカラーは先のイメージにあるような
ミスティローズや、ローズウッド系。
くすんだ上品なピンクは、トレンドのナチュラルな無垢の内装材や、
モダンな雰囲気にも合わせやすいカラーです。


Diva Impulse 

 

続いてご紹介するのは、Alfresco (アルフレスコ)。


Alfresco Wave (アルフレスコ)

アルフレスコは、ビーチで波が寄せて返すさまからインスパイアされたデザイン。
グリーン~ブルーにグラデーション掛かったベースは、
よく見るとさまざまな色が撚り混ざった太めの糸で織られていることがわかります。

白く湧き立つ水面も、糸を束にしたロープを織り込んで柄を浮き立たせています。
表情豊かであるだけでなく、ざっくりとした足触りもとてもユニーク。
お部屋の主役になりそうな一枚ですね。

その他にも人気のコレクションから新しいパターンが発表されています。


CONNECTION (コネクション)

カウレザーを使用した既存のFlush(フラッシュ)を、ヘリンボーンに組み直した新作です。

 


Maestro Tempo(マエストロ テンポ)

こちらの人気のマエストロコレクションの新しいシリーズ。
トレンドの70年代のレトロなデザインをフィーチャーしたパターンが登場です。
他のマエストロシリーズ同様、色の組み合わせはオーダーが可能です。

 

洗練されたデザインと素材の品質を極め、バランスの取れたインテリアは、
実用性だけでなく、時として高級なオブジェとしての機能も果たします。

ぜひ特別な空間のアクセントにご活用ください。

東京ショールームリニューアル!

2019.04.12 / tokyo

3月末より東京ショールームの一部をリニューアル致しました!


今回の改装では、ディスプレイスペースを増設し、
各ブランドの生地や壁紙を、より魅力的にご覧いただける仕掛けをご用意しました。

リニューアルに伴い、
2019年新作コレクションの生地も数多くお披露目しています。

新しいショールームと共に皆さまのお越しをお待ちしております!

 

 

BLACK editionの新作は日本人アーティストとのコラボレーション!

2019.03.10 / tokyo

冬の寒さが和らぎ、東京でもあちらこちらで桃の花を目にする季節になってまいりました。
春の訪れを感じさせるのは、桃の香りと花粉症の気配だけではありません。

 

現在ショールームでは、先月のフランスでのデコオフ、メゾン=エ=オブジェで発表された
各ブランドの2019年春夏コレクションが続々と入荷し、発売準備を進めている真っ只中です。

今回はその中で先頭を切って発売された
イギリスのBLACK edition (ブラック・エディション)の新作をご紹介しましょう。

 

壁面に描かれたのは、うっそうと繁る森林と、その前面に佇む湖。
日差しを受けて囁きあう木々、そしてその影を映してゆらめく水面の永遠を
切り取ったかのような世界が、静謐なモノクロームで表現されています。

 

これらの壁紙や生地に描かれた風景、
実は写真ではなく、全て木版画によるもの。

ブラック・エディションの新作は、
これらのアートワークからインスパイアされたコレクションとなりました。

「MIZUMI」(湖)、「HINOKI」(檜)と日本語のコレクションタイトルが示すとおり
日本人アーティスト、湯浅克俊氏の手による作品です。

左:湯浅氏 右:BLACK edition エミリー・モールド女史
BLACK editoion Instagram より

 

 

湯浅克俊
1978年東京都出身。
武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。
英国ロイヤルカレッジオブアートにて修士課程を修了後、
写真とデジタル技術を融合した木版画による作品を多く発表し、
イギリス、ドイツをはじめ世界各国で個展を開催。
Northern Print Award 受賞をはじめ、多くの国際的な展覧会に出展。

湯浅克俊氏HPより参照

 

今回のコラボレーションを生んだのも、
ブラック・エディションのデザインディレクター:エミリー・モールド女史が
イギリスのあるグループ展で湯浅氏の木版画に出会い、
インスピレーションを得たことから実現したものだとか。


MANAS Instagram より

 

さて、この大変繊細な版画は一体どうやって作成されるのでしょう。

その手法は自身で撮影した風景写真をデジタル処理し、
木版に転写したものを彫刻で再現していくというもの。

デジタルに取り込んだものを、木版というアナログな手法でアウトプットする過程。
つまり摺り出される対象の陰影というリアルだけでなく、
その空気感までもを想像しながら彫り進めるというのは、
繊細で高度なテクニックを要すると同時に、
写真の捉える一瞬を構成する全ての物質を分解し、
一刻々々木板に刻み込むという作業を経ることで、写真では表現できない、
ある種の思想学的なプロセスが生じさせます。

 

今回のコレクションでは、その木版画作品を再びデジタル処理する事によって、
滑らかなシルクやメタリックな糸を使用した織物、プリントベルベットといった
様々なマテリアルによる表現へと進化しているのが実にユニークなところ。

先日行われたデコオフの会場では、
湯浅氏も会場に赴き、インスタレーションを開催していたそうです。


MANAS Instagram より

今回のコラボレーションでは、
決して直線ではない彫刻のラインを、織りのパターンで表現することが難しかったのだとか。

 

思えば、ウィリアム・モリスのデザインも元は、
木版に起したデザインを、ブロックプリントによって大量生産できるようにしたことから、
「アーツ・アンド・クラフト運動」が発展し、
一般市民の生活にも「デザインのある暮らし」が普及したのでした。

 

それから140年を経た現在、木版によるデザインがここまでの表現に進化したと考えると、
感慨深いものがありますね。

 

 

そんなモリス商会創業当時の貴重なブロックプリントによる壁紙や生地を
展示した「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」が、
いよいよ最終会場の横浜のそごう美術館に巡回してまいります。

開催期間は4月20日(土)~6月2日(日)まで。
東京近郊にお住まいの皆さま、
機会がございましたらぜひ、お出かけ下さい。

新しい壁

2019.02.28 / nagoya

2/11付の東京ブログで詳しく紹介されているモールディングORAC(オラク)
2月、そのORACの部材を実際に使用して新しい壁面空間が名古屋ショールームに登場しました。


どこにORACの部材が使われているか分かりますか?

正確にいえば、中央の平坦な壁以外の立体的な部分すべてです。
今回使用したのは部材だけでも20種類ほど。こちらのPDFにリストをまとめましたのでご参照ください。(※一部リストには反映していない部材もございます。ご了承ください。)

こちらは、正面向かって右側の枠の中で使用した立体的な3Dパネル、W105。
最近のモールディングはクラッシックだけでなく、近未来的なモダンなタイプなど種類も豊富になりました。
全体の仕上げにはマットなタイプや艶感のあるタイプなど4色のペイントを塗り、組み合わせて構成しています。

照明が入るとまた雰囲気や色味の感じ方も変わってくるのが面白いところです。

お近くにお越しの際は、この新しいウォールデコレーション(壁面装飾)をぜひ間近でご覧になってみてくださいね。


製作途中の写真です。これはW105にペイントを施し乾かしているところ。


こんな装飾的なものも。

2019もモリスからお届けします

2019.01.30 / nagoya

2019年になりひと月が経ちましたが、新年からモリスの話題で盛り沢山です。

まずは全国巡回中のウイリアム・モリスと英国の壁紙展

ちょうど今、ここ名古屋に来ています。1月2日~2月17日まで栄にある松坂屋美術館で開催中です。
会場では150年以上も前の当時、こんなに洒落た壁紙が作られていたのか!と感嘆と羨望の連続です。


これは初期の頃に残された壁紙の記録帳の写真(ショールームにある見本帳表紙裏を撮影)。こういった資料が大切に残されているからこそ現在でもモリスが普遍的に存在しているのでしょうね。

先日ショールームでは、今までモリスのことを全く知らなかったというお客様が「偶然美術館へ入ったらとても良かったから、もう一度行ってじっくり見てきます!」と、美術館の帰りに立ち寄られこんな言葉をかけてくださる嬉しい出来事もありました。
まだの方はよかったらチェックしてみてくださいね。名古屋の次は横浜に会場は移ります。


MANASでは実際に会場に貼られている壁紙にも触れていただけます。ぜひこの機会にショールームにも足を運んでモリスを深めてみませんか。(この展覧会については以前東京ブログでリポートしていますのでこちらもどうぞ)

そして2019年の新しいモリスの話題といえば『#花とモリス』です!

(↑写真はスマホの画面より)
もうご覧になられましたか?

MANASのHPのなかにもあるウェブサイトMORRISWORLD.jp。この中に新しいコンテンツ『#花とモリス』が加わり、『花』という新たな視点でモリスを見つめていきます。

このコンテンツの中にはさまざまなお楽しみがいっぱいに詰め込まれているんです。
コラム(※)やモリスカレンダーと連動したプレゼント企画、そして2月1日からはInstagram投稿キャンペーンも始まるなどまずは内容を隅々までチェックくださいね。『#花とモリス』についての詳細はこちらのニュースをご覧ください。

既にモリスカレンダーをご購入された方は、カレンダーの中にあるイチゴをくわえた小鳥のイラストマークをどうかお見逃しなく!!(カレンダーは若干数ですがまだ在庫があります。ご希望の方はお早めにお問合せください。)

このコンテンツから、今後どんな展開が待ち受けているのか年間を通してどうぞお楽しみに。

2019年はますます「モリス」から目が離せなくなりますよ!

※冒頭の写真は東京にある「花屋 ウヴル 」と「PURE MORRIS」のコラボレーションのひとコマです。この撮影の様子などウヴルの店主田口さんへのインタビューがコラムに公開されています。
また今回の「ウイリアム・モリスと英国の壁紙展」の図録を監修されたマイケル・パリー氏も「MORRISWORLD.jp」のコラム第一回目に登場しています。「COLUMN NO.01 Michael Parry」

“Color Your Life! “ 人生に彩りを!

2019.01.10 / tokyo

あけましておめでとうございます。
今年も新作商品やディスプレイ、イベント情報など
東京・名古屋・大阪のショールームより、それぞれの視点からご紹介してまいります。

さて、新年最初のブログは東京ショールームより、
今年のトレンドカラーについてご紹介します!

世界標準の色見本を設定している色彩のプロフェッショナル企業、
PANTONE社が毎年発表する「Color of the Year」。
トレンド分析や色彩心理学などの綿密なリサーチに基づき、
毎年12月にその翌年のトレンドカラーを発表しています。

そのPANTONE社が昨年発表した今年2019年春夏のトレンドカラーは、「Living Coral」。
ゴールドを基調にしたコーラルピンクです。

「人生を肯定するコーラルの色合いは、柔らかいエッジとともに活気を与える」
さんご礁が海洋生物にとっての栄養源であり、シェルターでもあるように、
活気とまろやかさもあるPANTONE 16-1546 Living Coralは、
暖かさと滋養で私たちを包み込み、
この常に変化する環境の中で快適さと回復力をもたらします。
引用:PANTON JP

ベースにゴールドが含まれているのが、イキイキとした生命力を感じさせるようで、
とても良い色ですよね。

「カラーは、私たちの人生経験の味わい方を向上させ、影響を与える」
と言うように、
色彩心理学は今や、生活の様々な場面において一般的な学問になりました。
私たちの生活において、毎日着る服、食べ物、景色、情報、ホスピタリティ・・・
視覚は色によって支配され、そこから人間は無意識ながら感情をコントロールされています。
それは毎日 目にする家やオフィスのインテリアについても同様ですね。

毎日見る色が、あなたにとってポジティブな色であれば、
少なからずあなたの心を前向きにさせてくれるはずです。
今年のカラーはまさにそんなエネルギーのある、フレッシュな色のひとつとなりました。
インテリアは勿論、ファッションや食器など、
生活の一部にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
そんなLiving Coral に近いカラーをショールームでも探してみました。

こちらの写真にあるのは、まずは前回のブログでもご紹介した、
Nina Campbell (ニナ・キャンベル)の生地がほとんどです。

実はこのコーラルピンク色は、ニナが好きな色のひとつ。
これまでのコレクションにも多く用いられてきました。

上部に写っている無地は、360色展開のROMOの生地「Linara」コレクションから。
360色という膨大な色数は、他に類を見ない色展開です。

 

ちなみにPANTONEについては、一般的な色見本帳で約1900色掲載しています。
その中から、毎年どうやって「Trend of the Year」 の1色を選んでいるのでしょうか…

そんなトレンドカラーを取り入れた2019年春夏コレクションは、
3月を目途に順次発売の予定。
カラーやモチーフなど、毎季ブランドごとにユニークなアプローチで
デザインにトレンドを取り込んでくるのも、新作商品の見どころです。

来週1月中旬よりパリで開催されるインテリアの祭典、
メゾン・エ・オブジェとデコオフの模様もまた、
弊社Instagramにて配信予定ですので、ぜひそちらもご覧くださいね!

 

その他にも、エネルギーをもらえそうな、カラフルな色彩の生地や壁紙を選んでみました。


Harlequin (ハーレクイン):Floreale 120524

Harlequin(ハーレクイン):Arccos 111969

 

Sanderson(サンダーソン):PAPAVERAコレクション

 

 

 

 


JIM THOMPSON(ジム・トンプソン):Garden Party JT013688001

 

ÉLITIS (エリティス):Allegorie RM256-01

 

ÉLITIS (エリティス):Trinidad RM803-35

 

 

 

皆さまにとって、カラフルで充実した一年になりますよう!

今年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

参照:PANTON JP

 

締めくくりは

2018.12.28 / nagoya

いよいよ新しい年が始まりますね。元号が最後なのだと思いながら過ごすこの年末。

平成30年もInstagramやブログを通して旬のディスプレイなどもお届けしてまいりました。
今年最後のブログは、2019年が明るく輝かしい一年となりますようにと祈りを込めて、照明のブランドPORTA ROMANA(ポルタ・ロマーナ)のディスプレイで締めさせていただきます。

ポルタ・ロマーナは1988年にイギリス、サリーに設立された会社です。
美しいものを創作するという信念のもと、最高の技術により一点一点手で創り出される照明やインテリア小物などのアイテムは、個人住宅からホテル、ヨットなど世界中の上質な室内空間で使用されています。

この冬新しくディスプレイに仲間入りした「SWAY LAMP」(SLB67)。

磨かれたゴールド色のランプ本体にベルベット素材でネイビー色のシェードで組み合わせています。冬にぴったりの暖かな雰囲気です。

真ん中はプリーツタイプのシェードです。

以前「だんご3兄弟?」と以前ご紹介した本体はそのままに、シェード部分だけ1つ交換してみました。シェードを変えるだけで、また新しい雰囲気に。

輝くといえば、照明だけでなくフラワーベースのガラスの艶やかなきらめきもとても綺麗なのです。ご来場いただいた際には、このきらめき感にもご注目いただけたらと思います。

こちらはリャマのお顔です。

またランプシェードではこんなカタチや、こんな動物まで。

ポルタ・ロマーナは「あったらいいな」がそのまま形になったランプシェードでいっぱいです。

そして最後の締めくくり。
今年も多くのお客様にMANASショールームをご利用いただきましたこと心より感謝申し上げます。
また来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

*ショールーム年末年始休暇*
2018年12月29日(土)~2019年1月6日(日)

【東海地方にお住まいの皆様へ】
年明け1月2日からついに「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」が松坂屋美術館で開催されます。
もしよろしければお正月休みのお楽しみにぜひチェックしてみてくださいね。
詳しくはNewsにも掲載されます。(←1月2日に更新される予定です)

Ninaと巡る!17世紀フランス ~ インドツアー

2018.12.11 / tokyo

最近一段と寒くなりましたね。
歩道に敷き詰められた落ち葉もいつの間にか少なくなり、
いよいよ冬の足音が近くまで聞こえてきました。

 

さて、東京ショールームの今年最後のエントランスディスプレイを飾るのは、
昨年イギリスで最も有名なインテリア雑誌『HOMES & GARDENS』にて
ファブリックアワードに輝いた記憶も新しい、Nina Campbell(ニナ・キャンベル)より、
最新コレクションとして発表された、『LES INDIENNES』をフィーチャーしました。

 

美しい生地たちはいつでも、私たちをその物語の中へいざなってくれます。
旅が大好きなニナが今回選んだ旅先は、17世紀のフランス ―

ヨーロッパ各国が競うようにして植民地を広げていたこの時代、
フランスにも新たな植民地として手に入れた東インドから、
様々な物資や人が流れ込んでいました。
市場に並べられる南国の色とりどりの花々や果実、美しい模様が染め抜かれたインド更紗…
これまで見たことのない異国の鮮やかな生地や繊細な装飾品に、女性たちは魅了されます。

2018年秋冬コレクション『LES INDIENNES』をはじめとする
ニナ・キャンベルの4つのコレクションは、そんな物語の中で展開していきます。

まずは向かって左側の生地をご紹介します。
赤い小花柄がオリエンタルなインド更紗のデザインを彷彿とさせる「Baville」
ニナの大好きなブラッシュピンクとロイヤルブルーの可憐な花々に、
踊るように伸びる蔦が絡まります。

その隣はハンドプリントの葉脈に、ブルーの刺繍糸で織りあげられるフレームの上から
手刺繍のドットを施した、とても手の込んだ生地「Bonnelles」 を使用しました。

クッションで使用した生地は同じく新作コレクションの『POQUELIN 』『RIVOLI』から。
『POQUELIN 』は、17世紀の劇作家Jean – Baptiste Poquelin (ジャン・バティスト・ポクラン)の
名前に因んでつけられた、ラグジュアリー感のある生地コレクション。
日本では、「モリエール」の名前の方がピンとくる方も多いのでは。
鋭い風刺と性格描写を得意とした、フランス古典喜劇作家の代表的な一人です。


Nina Campbell ブランドイメージショットより

インディゴ、ロイヤルグリーン、赤やブラウン ―
コロコロと表情の変わる喜劇役者のように、
リズミカルで配色豊かなチェックやドットのコレクションです。

 

続いては向かって右手側の生地をご紹介しましょう。
手前に掛けられている、ブルーとイエローの花々が咲き乱れる刺繍生地は、「Nemours」
花弁や葉に用いられているトープやブロンズのメタリックカラーが、上品な雰囲気を演出します。

ニナがインドの旅で見つけた、装飾ミラーがはめ込まれた扉からインスピレーションを得た
タイル柄の壁紙「Fortoiseau」はフェミニンなシノワズリテイストにピッタリです。

その小鳥たちが見上げる先には、
豪奢な花々のトレイル柄が美しいトリム「Trianon Floral」をたっぷりとボーダーに使用した
「Bonnelles」を合わせています。

 

今年ロンドンで開催されたDESIGN WEEK のプレゼンテーションでも
常に感嘆が沸き起こっていたという、こちらの「TRIANON TRIMMINGS」コレクション。

先の「Trianon Floral」の他にも、金糸をふんだんに使ったブレードやトリムの数々は、
美しい刺繍や宝石が縫い付けられた、インドの花嫁衣裳を彷彿とさせます。
時代を経てもなお、女性心をくすぐる普遍的なデザインとは、こういうものなのでしょうね。
可憐で豪奢な「TRIANON TRIMMINGS」は今季のコレクションでも必見のひとつです。

ニナらしい温かみのある色使いで、オリエンタルなモチーフをエレガントに仕上げた今回の作品もまた、
彼女の旅の思い出やお気に入りがたくさん詰まった宝箱のようなコレクションに仕上がりました。

ニナについてはコチラのブログで詳しくご紹介していますので、
興味を持たれた方は是非ご一読ください。

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
さて、今年も東京ショールームから様々な生地を紹介してまいりました。
皆さまの気に入られた生地はありましたでしょうか。

2018年秋冬コレクションは今回ご紹介したニナ・キャンベルやROMO(ロモ)以外にも
ご紹介しきれないほどたくさんのすばらしい作品が次々と発売されています。

東京ショールームからは2018年の締めくくりに、
「Sanderson(サンダーソン)」の新作を弊社Instagramにて配信する予定です。

名古屋・大阪のブログでも既にお披露目されているように、
東京でもこの季節にピッタリの温かみのあるディスプレイに仕上がりました。
こちらもどうぞお楽しみに!

モリスとお雛様

2018.12.10 / nagoya

【2018/12/19追記】
お雛さまの展示は終了いたしましたが、このイベントのために人形職人さんが特別にモリスの生地を纏うお雛さまを作ってくださいました。インスタグラムでは沢山の写真でご紹介しています。よろしければ併せてご覧くださいませ。

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12月12日から始まった「ウィリアム・モリスと飾るお雛さま」も15日まで。

おかげさまで、これまでに沢山のお客様がお雛様に会いに足を運んでくださっております。
この場をお借りして御礼申し上げます。
また、初日だけの予定だった大西人形さんのお話もご好評のため、最終日15日の午後もお話し頂けることになりました。
もしお近くにお出掛けの機会がありましたら、ショールームにもお立ち寄りくださいませ。

最終日の15日のみ17:00で終了となります。

このお雛様イベントを通して、大西人形さんが日本の古典文様とモリスのデザインには共通点があるのではないかと。
お話を伺うとなるほど納得。想像を巡らせるたびにこの繋がりに浪漫が広がります。
キーワードは「立涌」(タテワキ・タテワク)。

今回展示をしている衣装着雛人形(京雛)のお着物の柄をみるとそれがみてとれます。
お人形屋さん目線で見るモリスのデザイン、大西さんの興味深いお話しもお楽しみくださいね。
お待ちしております。

目白押し

2018.11.30 / nagoya

2018年も残すところあとひと月。日々が駆け抜けるような季節柄ですが、このタイミングにぜひお知らせしたい情報が目白押しな12月~1月。そこでこの場をお借りしてこちらのブログでもご案内したいと思います。

その1)2019 モリスカレンダーは各ショールームで絶賛販売中です!
今回のモリスカレンダーには毎日が待ち遠しくなるような、モリスファンの心をくすぐるお楽しみ企画も盛り込まれています。詳細はInstagramのほうでチェックくださいね。


その2
manas information(通称マナ通信)Vol .56 各ショールームにて配布中です!

2018年の秋には新しいオリジナルコレクション、SATELLITE」(サテライト)が発表されました。
今年で35年目を迎えたMANAS。新しい一歩への挑戦と情熱がつまったサテライト特集号です。
ファブリックの「今」も感じていただける一冊。ぜひお手に取っていただけたらと思います。
※遠方などでご来場いただけない方もこちらのページでご覧いただけますよ。

その3「ウィリアム・モリスと飾るお雛様」開催(2018年12月12日~15日@名古屋)

前回のブログでご案内いたしました名古屋ショールームイベントです。この期間だけ特別にお雛様を展示いたします。お近くにお出掛けの際はどうぞお気軽にお立ち寄りください。お待ちしております。

その4)2019年1月2日から「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」が名古屋で始まります!

2018年夏、群馬を皮切りに全国で巡回しているモリスの企画展が遂に名古屋の松坂屋美術館で始まります。
会期は1月2日(水)~2月17日(日)まで。詳細は今後HPのニュースのほうで更新予定です。
ぜひこの機会をお見逃しないよう、今から1月、2月のご予定をご確認くださいね。
群馬や大阪で行われた壁紙展の様子はこちらのブログでもご紹介しております。(東京ブログ大阪ブログ

その5年末年始は12月29日~1月6日まで休館となります。そして1月からは営業時間が変わります
1月からはAM10:00~PM 6:00(営業時間は全ショールーム共通です※但し、福岡の一部に例外がございます)
ご周知の程、どうぞ宜しくお願いいたします。

↑ブランド案内が新しくなりました